【毒親育ち】新たな人生をスタート

自分の時間を大切に

看護師として初めて就職した先で
精神的に病み退職

退職し地元に戻り

まずは身体を整えるために
規則正しい生活へ戻すことに専念しました

夜寝て朝起きて
3食食事を食べて

基本的生活

生活を整え体の調子も良くなり

仕事を辞めたことでストレスもなくなり

毎日が穏やかに過ぎていきました

これほどまでに仕事の環境で
心の余裕や体調までに影響を受ける働き方をしていていいのだろうか

看護師として他人の健康に携わっているからこそ
まずは自分自身が健康でなければ他人への支援ができる立場にはなれないと感じ

自分を大切にしていこうと決めました

退職して3ヶ月ほどゆっくり過ごし
少しずつ働きたいなと思う様になりました

以前よりもゆっくりできる職場
老健で看護師として働きはじめます

病棟とは違い

検温や日常生活の援助がメインで
業務も時間もゆっくりすぎていきました

職場の人間関係にも恵まれ
仕事もとても楽しく過ごせていました

休みの日は買い物や友達と旅行に出かけたり
普通の日常を取り戻し
充実した日々が続きました

出会いは突然に

友人たちの飲む機会も増え
イベントなどに参加したり活発に出歩き
色々な方と出会う機会も自然と増えていました

そんな中
たまたま友達に呼ばれた飲みの席で
今の夫と出会います

出会った頃は
彼は資格の勉強中だったこともあり
たまにメールしたり
たまに二人で飲みに出かけたりはしていたものの

気楽な友人のような関係でした

プライベートも充実し始め
もう一度看護師として病棟で働きたいと感じ始め

地元の病院へと転職

転職後の病棟勤務で新人いじめ

地元の病院に転職し
私の担当の指導者（プリセプター）が1人付きました

私の２つ上の先輩

ただこの指導者と運悪く合いませんでした

挨拶しても無視

言い方がとてもキツくて

事あるごとに『根拠は？』と聞いてくるのですが

答えれないと『なぜ調べないの？』と質問攻めな毎日

申し送りの途中にもみんなの前で
ダメ出しされたり

すごく苦手なタイプの先輩でした

指導者と仲のいい先輩が一人いて
その方も指導者と同じ様に

『さっき言っていたこと理解できてる？』
という様に追い討ちをかけるようにされ

看護師の職場ってこんなものなのかなと
感じていました

ただ以前の職場と大きく違ったのは

心配してくれ声をかけてくれる先輩方も多くいたことでした

ただ初めの頃は

あまりにも指導者の言動を気にしすぎて
不眠症になり眠れない日々が半年ほど続きました

誰にも相談できず

声をかけてくれても『大丈夫です』とひとりで抱え込んでばかりいましたが

不眠症が続き
指導者が近くにくるだけで手が震える様になり

このままでは心が壊れてしまうと限界を感じた時

以前の自分を思い出しました

【自分を大切にしなきゃ】
同じことの繰り返してしまう

まずはちゃんと自分の気持ちを伝えてみようと

思い切って病棟の師長に気持ちを伝えました

言われる言葉遣いがきついことや

指導されているのは理解しながらも
質問攻めに責められている等に感じて気にしすぎてしまうことや

挨拶など声かけても無視されることの
対応について

感じていることを全てを伝えました

そう気持ちを伝えたことをきっかけに
師長さんがサポートに入ってくれるようになり

状況は大きく変わり始めました

以前にまして相談にのってくれる先輩も増え

以前は毎日が苦痛だった環境が
周りの方のサポートもあり働きやすい環境へと変わって行きました

そんな中、
環境を変える大きな出来事が起きました

事件勃発

状況が少しづつ変わり始め

業務にも少しづつ慣れ
夜勤も一人で任されるようになりました

勤務し始めて10ヶ月ほど経った頃でした

夜勤終わり日勤の人達への申し送りの時間

緊張しながらも私が1人で日勤のメンバーに申し送りをしていると

申し送りを聞いていた指導者が申し送りの途中
みんなの前でのダメ出しが始まりました

『嫌だな。。』と心の中でつぶやきながらも
指導者の指摘に対して対応していると

師長が突然現れ、
指導者に向けて

『今この場で言うことではないよね。申し送りが終わってから個別で指摘すればいいのでわ。今は申し送りを続けなさい』

と注意してくれました

師長が注意してくれ
私は少しホッとし

申し送りを続けようと気持ちを切り替えようとしていると

その言葉を言われた指導者は
突然泣き出してしまいました

みんな『…』と静まり返り

申し送りが一時泣き出した指導者待ちになり中断

泣き出したのはこっちなのに
何故指導者が泣く？？

と正直呆気に取られていました

その出来事が起き
指導者と勤務が重なることが以前よりも少なくなり

その直後、
指導者が別の病棟への移動が決まり
関わることがなくなり働きやすい職場へとすぐに変わりました