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サイトの表示機能「パンくずリスト」って、なんだ!!

 私は、サイトの作成をやりだして10年近く経つのに、表示機能「パンくずリスト」の名前やその役割さえも知らなかった。時々、サイト編集画面で文字を見かけたが、「くずかご」のような名前で、いらなくなったデータを保存する機能か何かだと思い、無視していた。それも10年近く。

 ここで質問。サイト作成に必要な表示機能「パンくずリスト」って、なんだと思います。サイト作成をやった人は、わかるはずなのだが、やったことのない人は、ちょっと、その機能を考えて欲しい。

 私は、数日前、「パンくずリスト」の表示機能の意味・役割を知って、自分が恥ずかしくなった。
 サイトの中身を編集・修正しているとき、「パンくずリスト」の設置マークが出てきて、ふと、何気なく、なぜか調べたのだ。そうしたら、サイトのSEO「検索エンジン最適化」対策で重要な項目だった。もう、目から鱗が落ちるとはこのこと。

「パンくずリスト」とは、Webサイトを訪れたユーザが今どこにいるかをわかりやすくした誘導表示のことをいう。基本的にWebページの階層順にリンクがリストアップされ、Webページの上部箇所に表示されているケースが多い……なるほど、サイトの上段に表示されているメニューみたいなやつが「パンくずリスト」と呼ばれているのか。驚きだった。

パンくずリストの正体

「パンくずリスト」を表示させると、Webサイトの内容をGoogleなどの検索エンジンが理解しやすいようになり、なんと検索順位もアップするらしい!! サイトを作っていて、「パンくずリスト」を知らないとは、とっても恥ずかしいことなのだ。

 ううーん。しかし、「パンくずリスト」の名称は、誰がこんな名前をつけたのか! まったく、関連がなさそうなのに。

 ところが、ちゃんと理由がありました。

 ネットで調べた。負けました。
 パンくずリストという語源は、童話「ヘンゼルとグレーテル」にあった。主人公の兄弟が森に捨てられる時、兄弟は帰り道がわかるように自分たちが通ってきた道にパンくずを置いていったエピソードが由来となっている。
 Webサイトでも同じように、ユーザ自身の現在位置と辿ってきたルートを示す役割を担っていることから「パンくずリスト」と呼ばれるようになった。

 ううーん。そうか。そうか。しかし、童話では、道中に落としたパンくずが、小鳥に食べられ帰り道が分からず迷子になってしまう。「パンくずリスト」で迷子になる。そこまで考えなくていいか。

 早速、私が管理しているサイトのページすべてに「パンくずリスト」を、そっと表示させました。

マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。