53.安全な洗剤 洗濯&オールマイティ
ドラッグストアに陳列してあるようなお風呂用洗剤が切れたので、衣服でも何でも使える洗剤を薄めてシュッシュッ!
いつもは湯船の中は洗うものの、周りはさっさと済ませてしまいます。それなのに、気づけば今回は念入りにお風呂中を洗ってしまいました。
今までなぜ、お風呂の掃除に時間をかけなかったのか?市販の洗剤の裏側には取扱注意事項が書いてありますね。目に入ったらすぐに洗い流すこと。そんな危険な洗剤を密室の風呂中に使えば、眼にも刺激があって当然じゃないですか。
ですから、本能的にもあまり長い時間をかけたくなかったんですね。市販のは成分以外に気になる香りももちろん合成香料。
お気に入りの粉せっけんはティースプーン1杯で足ります。タオルはふんわり、染みついて取れなかった匂いはすぐに取れました。台所、トイレ以外、なんと浴用剤としても使えるのです。ほんの少し入れるだけでお湯が白濁化し、入ると肌がさらさら、清浄になります。歯磨きにも使えるそう。
入浴剤として入れた後、水を抜くとお風呂がつるつるに!あとはお湯で流すだけでお風呂が本当にきれいになります。
数々試した中でも、湿疹に一番効いたかも。
こんなにきれいになるなら、使っている洗剤がなくなったら完全に切り替えよう、と思っていたのでした。今まで安いし惰性で続けていたのです。
液体タイプの方は、カシミアセーター、カシミアストール等がフワフワに仕上がります。夏用の羽布団も2倍ふくらみました。クリーニングは必要ありません。台所にもトイレにも使えます。
学生の頃、両手がゴワゴワ、真っ赤にあかぎれている子がいました。
「その手、どうしたの?」
「素手で洗濯しているからかな」
「手袋しないの?」
「しない。洗うときは素手で洗いたいの」
この子のように、素手で洗剤を使って洗い、しつこい皮膚炎になっている人は昔から多いようです。
この頃から素手で洗剤に触れることは危険、と刷り込まれていました。数年前、詰め替えの時に洗濯用洗剤が爪に垂れ、すぐに洗わなかったこともあってかなり長期間にわたって爪がボコボコになってしまいました。以前はそんなことはなかったので、危険な成分が加えられたのかもしれません。
選んだ洗剤はどちらも注文するのはためらうほどのお値段です。お店には並んでいません。でも、どちらも少量で足り、多目的に使えますし、おしゃれ着用洗剤、お風呂用洗剤は必要なくなりました。何よりもクリーニングに出さないでよくなったのですから結局はお得です。トイレも今あるのが終わったら交換。粉せっけんタイプは今まで使っていた液体タイプより実はリーゾナブル。重たい液体洗剤の詰め替えを買うこともなくなりました。
洗剤を変えれば、掃除のスタイルも変わってくることを実感しました。まだまだ、他の安全な洗剤も発掘してみますよ。洗剤のワナから脱出。