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初心者が同人誌だすため調べてみた(印刷編)

ヲタキャリアは長い癖にイベント出展側として参戦するのは初!
印刷会社に印刷物をソロで依頼するのも初なので、作るよりも前に実際に調べてみました。
知らない方は是非!知ってる人も改めてな知識ですw

今回のテーマは印刷の種類どっち選んだらいいのか?

今回はよく聞くオンデマンドとオフセット、おまけでリソグラフについて記載しています。

まずは結論

最初にオンデマンド、オフセットどっちの印刷がいいかから私の結論を書きます。

印刷どれがいいかの結論

”オンデマンド”がおすすめ
・初心者
・印刷部数が少ない
・50部も作らない
・そこまでクオリティにこだわりはない
”オフセット”がおすすめ
印刷の品質
・印刷の綺麗さにこだわる
・50部以上作る

では、なぜそう判断したか理由を書いていきますね!

印刷の種類

オンデマンド印刷

まず、オンデマンドは「レーザー式(トナー式)」「インクジェット式」の2種類あります。

レーザー式(トナー式)はイメージでいうと・・・「会社(または学校)で置いているでかいプリンター」です。感光体ユニットを交換するタイプがこれにあたります。

インクジェット式はイメージでいうと・・・「家庭で使うカラープリンター」。
EPSONさんや、HPさん、Canonさんがだしている家庭用プリンターなんかが主に多いのかなと思ってます。

印刷会社さんが使うのはレーザー印刷がメイン。

印刷版を作らず、そのままデータで印刷するタイプなので、少ない部数でも制作までの期間が他と比べると早くできるのが特徴

ただし実は色の安定がない(刷るたびに色が変わる)緻密なデザインには向かない。

オフセット印刷

版を使った印刷で、版に顔料油性インクを版につけて、それをブランケット胴といわれるものに転写し(これをオフ)、紙に写す(セット)印刷技法です。

版があるため、高解像度のデータだと輪郭がエッジがきくので印刷が綺麗にできます。

大量に刷ると安くなるのが特徴なのですが、納期がオンデマンドに比べると遅く、印刷部数が少ないと金額が高くなります。

恐らく、部数を持っていてもすぐに売れる事もない初心者なら、オンデマンドで事足りる!と思いました。

リソグラフ(デジタル孔版印刷機)

紙に穴を開けて版を作り印刷するやり方。

色もオンデマンドやオフセットのようにカラフルではなくプリントゴッコ(古のアイテム)のようにインクを指定して印刷。

プリントゴッコ知らない方のためにサイトを張っておきます。古の印刷技法(笑)です。

印刷のずれが発生するので、使い方によったらだいぶオシャレ!

シンプルなデザインのもので、色も3色までで作るといい感じになる雰囲気!

ただし、加工を施さないとインクが写ってしまうのでインクが写らない加工をするかあらかじめ購入者にお声がけしておく必要はあると思います。

コミティア行った時に遊回していたら目についた本の印刷がこの印刷方法でされていました!
作風にもあっていたので、凄く目に行きやすかったです!!

私の目を奪った作品を描かれていた方は

あおぬすびと/松本はるか さん

時代物とそのリソグラフの印刷がマッチしててとっても目を引きました!

リソグラフはオシャレな感じで印刷できますが、版をインクごとで作るため高いのがネックです。
入稿の仕方も少し特殊でインク毎に印刷のデータを作る必要があります

オンデマンドに比べて、同じ部数でも料金が若干割高。

ただし、かなり印象に残りやすいしおしゃれ感があるので、デザインを考えて作ると印象値が高い作品ができる可能性があると思いました。

コミティア時に教えてもらったレトロ印刷さんはリソグラフができるので興味ある方はぜひご覧ください!

レトロ印刷さん

まとめ

部数少ない、品質はそこまでこだわらないならオンデマンド。

部数多い、品質こだわるならオフセット印刷。

少し変わった感じに刷ってみたいならリソグラフ。

いずれにしても、自分が思うものを選ぶに越したことはないですね😆

ちなみに私は初なのでオンデマンド+白黒(漫画を描くため)で入稿してみたいと思います。

リソグラフはちょっとまだ保留。

他にも表紙に凝った印刷方法もあるようですのでまた今度調べた時に記載していきたいと思います。


では、あなたにとって良いお絵描きライフを!


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