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トイレットペーパーに聞こえたら、親バカ。ちゃんと聞こえても、結局、親バカ。

親バカ代表、と言っても過言ではない。と自負する私。
子供の天才ぶりに、毎度、感動し続ける子育てライフ。うちの子は才能に溢れているように見えていたのです。

長男がまだ2歳になった頃、ある日、突然、トイレットペーパーを持って「トイレットペーパー」と、ニコニコで言ったのです。英語をいうの?この子は、天才かも知れない。と、一人思いました。何度「これ、何かな?」と聞いても、「トイレットペーパー」とニコニコして言う息子。あー、私は、紛れもなく、天才を産んでしまったと、思っていました。笑

4歳上で、三人の子持ちの姉に「この子は、天才かも知れない」と、真面目に、相談しました。そして、姉の前で、長男に「これは、何?」と聞くと、いつものように「トイレットペーパー」と、答えてくれました。
ちょっと、ドヤ顔で姉を見たら、姉が一言。

「この子、トイレットピーパーって言ってるで。」と。

ん?ピーパー?そう、思って、もう一度、「これは何かな?」と聞くと

「トイレットピーパー」


とニコニコ。何度、聴いてもピーパーだった。
天才じゃなかった。
何故、さっきまでペーパーに聞こえていたのか、自分自身が理解不能。

次の日、息子が、がっかりしていた私に「どうど」と、一番お気に入りのおもちゃをくれました。励ましてくれているのかも知れない、、、と思うと

「あー、この子は、比類なき優しさを持った子かも知れない」

もしや、ナイチンゲールの生まれ変わりかも知れない、、、。
そんな感じで、毎日、子供の可能性にワクワクしながら、21年。

普通に優しく、たくましい青年になりました。
残念ながら、今のところ何かの天才さは感じられないけれど、、、

もちろん、私たち夫婦の自慢の息子です。それで、十分!


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