見出し画像

うつ病になると死にたくなるのはなぜか

うつ病になるとなぜだか死にたくなります。
生きていることが苦痛になります。

うつ病になるとまるで人間の3大欲求が消えたかのようになります。
そして第4の欲求・死にたい欲が出てきます。
しかも3大欲求が家出するからとても危険な状態なんです。

うつ病患者の「死にたい」はお腹すいたとか眠たいとかの本能レベルの欲求になる気がします。
本当に単に死にたいってだけなんです。
全てが苦痛になるんですよね。

うつ病の死にたい感じってどんな感じ?って聞かれたら私はYOASOBIの夜に駆ける感じって答えています。
そうすると「あ〜!なるほどね〜!」って言ってもらえるからおすすめです。
毎日喜びが減り続けていくんです。
少しずつ苦しみがつのるんです。

うつ病患者の死にたい願望の大半は願望なだけなんだと思います。
私も自殺未遂した過去があります。
人間は死ぬことが難しすぎて大変だったから無理でした。
今思えば生き残って良かったです。

自殺者の大半は死に救いを求めたり意識が混濁してうっかりといったりといった要因が大半で死のうと思って死ぬ人は案外少ないです。
周りの人が見守ってたらうつ病で死ぬことは少ないはずなんですよ。

うつ病の人は責任感が強い人が多いので自殺することに迷惑がかかることを考える人もいると思うんですよね。私自身もそうでした。
自分が死んだら住居が事故物件になるとか葬式代とか後片付けとか考え始めたら申し訳なくなるから結局死なない選択肢を選ぶんです。

うつ病の私は孤独が原因じゃないかと思います。
抱え切れない苦しみから逃れるために死でもって終わらせたいだけなんだと思います。

死にたいって感情は途方もなく辛いです。
死ぬなとか言われても眠いのに眠るなって言われるくらい厳しいわけです。
まるで終わりのないトンネルのようですよね。

だから一人になったらいけないんですよ。
一人にならない方法は家族や友人、病院の先生や訪問看護のような医療関係者と継続して関係を持ち続けることです。
私は訪問看護の看護師の方と信頼関係を築いて孤独感を減らしています。

死にたくなったらそれは病気のせいなのでまずは暖かい飲み物でも飲みましょう。
何もやる気が起きなければベッドに横になりましょう。
そして苦痛が軽くなるのをしばらく待つのです。
私はそのまま眠ってしまうこともありますがとても気が楽になります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?