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【うつ病患者向け】癒されるグッズ

うつ病になってから治療の一環で自分を大切にする訓練をしています。
うつ病患者はもともと性格的に真面目、頑張り屋、完璧主義の方が多いです。
医師のすすめで自分が安らげるものを探し始めました。
そうしたら以前の私からは考えもつかなかったものが私の癒しになっていました。
今回はそんな癒しグッズを紹介したいと思います。

自分を大切にする訓練を形から入ることで少しずつ治療していきましょう。

①アロマオイルなどいい香りのもの


うつ病で不眠気味になった私は眠りにいいと言われるアロマオイルを使ってみることにしました。
はじめは無印良品で売ってるおやすみという商品を使いました。
これが私に大当たりでとても安らいだ気持ちになり入眠や中途覚醒が改善されました。
最近はラベンダーのアロマオイルを気に入って使っています。
香りの効果は高く、この香りがしたら眠る時間だと脳が記憶するので上手く活かせば眠りに役立ってくれます。

また、ハンドクリームを香り付きのものに変えました。
今までは周りの人に配慮して無香料のものを使っていましたが、休職するにあたり変えてみました。
自分の好きな香りを探す作業は想像以上に楽しくて、私は桃の香りが好きということを生まれて初めて知りました。
今はお気に入りのハンドクリームを塗って気分転換を図っています。
また、慣れない場所や緊張が伴う時にハンドクリームを塗ることで気分を落ち着けることができるようになりました。香りで自分を守るイメージでしょうか、そういったイメージを持つと気持ちを安定させられる助けになります。

②柔らかいものを側に置く


うつ病にかかり眠ることが増えた私は寝具の見直しをしました。
折角なら気に入ったものをと毛布を柔らかいものに変えたり、シーツを優しい触り心地のものに変えました。
なにより後述するぬいぐるみが一番の癒しになりました。
抑うつ状態がひどい時ももふもふと柔らかい毛布はいつでも私を包み込んでくれました。
柔らかいものはどんな時もホッと一息できる避難所になってくれるのでおすすめです。
一休みする時に使うクッションも柔らかな素材に変えることでゆったりした時間を作る手助けになりました。
柔らかいものは心の安全基地になってくれるのでおすすめです。

③かわいいもの


今まで大人はしっかりしなければならないと持ち物は会社で使うことを想定してシンプルなものを使ってきました。
お土産の可愛らしいボールペンやハンカチを使うことを避けてきましたが、思い切って日記用に使ってみたら自分は案外可愛い物好きだということに気づきました。
特にサンリオにハマりキャラクターに癒されています。
キャラクターものは愛くるしいので癒されますね。
カバンにキーホルダーをつけてみたり、ペンケースをかわいらしいものに変えてみると自分らしさが戻ってきた気がします。
かわいいものを通して自分らしさを見つめ直すいい機会になりました。

また、アニマルセラピーの効果を求めて猫喫茶に行ってみたりもしました。
これもハマり自由で可愛らしい猫たちに癒され元気をもらっています。
最近では、自宅でかわいい動物の動画を見てみたりと家でも癒されています。
かわいいは人によって感じ方が違うので自分だけのかわいいを見つけてみるのはいかがでしょうか?

④ぬいぐるみ


ぬいぐるみは子供が持つもので自分には縁遠い存在だと思っていましたが、案外世の中の人はぬいぐるみを持っているということにうつ病になってから気づきました。
お土産やゲームの景品で性別年齢関係なく持っている方が多いことも知りました。

大人が持つのはおかしいと固定観念に縛られていましたが、キャラクターものにハマってからは好きなキャラクターのぬいぐるみを購入して大切にしています。
柔らかく可愛らしいぬいぐるみはあるだけで癒されますし、物言わずとも孤独感を安らげてくれます。
特に毎日話しかけるようになってからは自分の感情を抑圧しがちだった私がいろんなことを話せるようになるきっかけづくりになりました。
本当におはようとか今日こんなことがあった、お風呂入りたくないなどたわいないことを話すことで通っている就労支援の事業所でコミュニケーションが円滑になりました。
ぬいぐるみ療法というものが元々あるようでこのおかげで効果があったようです。

以上が私が実践して癒されたグッズでした!
ほんの少し持ち物を変えてみるだけで自分を知れたり、癒されたりと日常の助けになります。
うつ病の治療にはお薬だけじゃなくこうした考え方の癖を変えることも大切な治療になるのでみなさんの参考になれば幸いです。


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