【特報】内閣広報室,テレビ番組を監視!

【公務でやるか?】監視無用(新必殺仕置人風) の開示資料が届きました。
今回は,週刊ポストから取材を受けました。検事長の定年延長 違法性検討の文書は「不存在」 開示請求に法務省回答 - 毎日新聞  につづいてのメディアとのコラボです。記事はこちら→玉川徹氏、岡田晴恵氏らの発言を官邸が監視 文書は922枚に

週刊ポスト20200522

やはり「安楽椅子開示請求人」(基本郵便局までしか行かない)の私単独と違い,記者さんは資料閲覧の機会を逃さず,内閣官房内閣広報室からいろいろ聞き出してくれました。
取材によると――。

――報道番組の内容を記録するような部署があるのか?
そうしたチームがある。ここに書いてる分析担当。ただ、報道を扱う網羅的に全部やっている訳ではない。番組のチョイスもそこがやっている。
NHK『日曜討論』はいつも見ているものです。必ず、絶対にこうしてまとめています。土日の番組は全部とりあげる訳ではないです。土曜日は、月曜日に起こすので、二日たってしまっているので、相当に重要なものがなければ、起こすことはしない。
――こうしたことをやっているのは、こちら広報担当なんですか?
私たち、内閣広報室は、首相官邸のホームページとツィッターをやっているところと考えてもらっていいです。こうした作業も、自分たちの中のもので、他に提供することを意図している訳ではありません。ただ、他の省庁から、このことに確認したい、ということがあれば、それを提供することはありますが。
――厚生労働省のコロナ対策のツィッターでもこうした番組への批判がありましたが、そちらに提供してたりしていませんか?
コロナ対策室とは連動してしません。うちのラインだけで基本的にやるものですから。
――ここにお名前がある三人の方が分析担当なんですか?
そうですね。内閣広報室ぜんたいで職員は50人ほどでしょうか。その中で、経理担当、総務担当などをのぞくと、30人ほどになりますでしょうか。

内閣情報調査室だと人数も「国家の安全に関わる」として非開示になるんですが,あっさり答えてくれていますね。私も郵便のやりとりだけでなく,閲覧に行って聞き出したいと思いました(出不精なんですけどね)。

922枚全部を公開します

さて,肝心の中身ですが,こんな感じです。

3月6日(金)朝の報道番組の概要_page_1

マスキングされているのは電話番号だと開示決定にありました。

3月6日(金)朝の報道番組の概要_page_2

3月6日(金)朝の報道番組の概要_page_3

3月6日(金)朝の報道番組の概要_page_4

3月6日(金)朝の報道番組の概要_page_5

3月6日(金)朝の報道番組の概要_page_6

現物は,CD-Rに,文書ごとにPDFになっていました。
ファイルの数が多いためzip形式でひとまとめにして,公開します!

この時期は,内閣官房でも新型コロナに取り組んでいたために,新型コロナの話題ばかり記録しているように見えます。ですから,これが「桜を見る会」の時期にはどんな内容を記録していたのか?という疑問が生じます。これについては近々追って開示請求をします。



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