かいスペ体験記-「変わらないけど変わったこと」
こんにちは。SPACE(#かいスペ)は”介護”に関心をもった仲間が集うオンラインコミュニティです。
今回の「かいスペ体験記」を書いてくれるのは、みほちゃん。今年4月にSPACEに入会し、その後どのような活動を通して、何を感じているのでしょうか。
■プロフィール■
みほちゃん(江藤美帆)
【仕事】介護付ホーム勤務 介護福祉士
【趣味】音楽を聴くこと、ドラマを観ること
【マイブーム】SPACEの読書会に参加すること!
無色だった毎日に色がつきはじめた
2021年4月。オンラインコミュニティ「SPACE」に入った。
介護の仕事は尊い仕事だと思っているけど、仕事の悩みが絶えず、この先介護の仕事を続けることができるか自信をなくしていたときに「SPACE」を知った。小学生の頃からずっと夢見ていた介護の仕事をやっとできるようになったのに自信を失ったままこの仕事を手放すのは嫌だと思った。
KAIGO LEADERSのことをホームページで調べていくなかで同世代の方、多職種の方が「SPACE」に入っていることを知った。
*介護のことを多職種の方と勉強したい。
*今後も前を向いて介護の仕事をしていきたい。
*介護を通して明るい未来を築きたい。
と思って、3月から4月へ新年度に変わるとき、まさに「今でしょ!」のタイミングで申し込んだ。
自宅と職場の往復だけの毎日、緊急事態宣言で休みの日にお出かけできず
何もすることがなく仕事のことを考える日々が悩む時間を作っていた。
でも、SPACEに入ってからオンラインのイベントに参加できること、同世代の方や多職種の方とコミュニケーションがとれることで無色だった毎日の生活に色がつきはじめ、心が豊かになった。「悩みすぎは良くない」という、上司の言葉がやっと理解できるようになった。
ホームページに書いてある通り、SPACEは心理的に安心で安全な場所。オンラインのイベントに初めて参加する時は緊張するけど、温かく迎えてもらえた。十人十色の意見を受け入れてくれる、お互いを認め合う環境があることに安心感を覚えた。SPACEで知り合いになった方とはまだ直接お会いできたことはないけど、ずっと前から知り合いだったみたいな感じがある。
入ってすぐに巡ってきたチャレンジの場
ここからはSPACEに入って良かったと心の底から思った出来事を紹介したい!
「カタチに残る想い出ができたこと」
”メンバー紹介を書きたい人募集してます”と呼びかけがあった。文章を書くことが好き・認知症ケアの勉強したいと自己紹介していたことから声をかけていただき、実現したメンバーインタビュー。
ドラマに出てくる秘密主義でミステリアスな感じの人ってクールでかっこいいイメージがあるけど、現実世界では自己紹介・自己開示って大事だと思った。インタビューを通して、インタビューの方法やインタビュー記事のまとめ方など学べたほか、とももさんのお話を伺って、介護の仕事のこと・キャリアのことを改めて考える機会になった。とももさんの貴重なお話、SPACEに入って初めての挑戦となるインタビュー記事をぜひ1人でも多くの方に読んで頂けたら嬉しいです!
キャリアのことを考える機会になったので、noteに書いたほうが有言実行できそうで、はずかしさもあるけど自己開示が必要なので書く。
私は今、介護付きホームで介護職員をしている。新卒で今の事業所に配属されて今年で4年目になった。今の目標は、憧れの先輩のようなケアリーダーになること。ケアリーダーになってほかのセクションとも協力して働きやすいだけじゃなくて仕事にもやりがいが持てるような環境を作りたい。
今の環境もとても良いけどこれから先も今の環境を守りながらも、さらなる高みを目指していくのに自分も役に立てる人になりたいと思っている。偶然、昨日仕事の夢を見て面談中の私が上司に「私はあと10年は現場にいたいです。ケアリーダーになれたあとはケアマネジャーの仕事を経験して最終的には生活相談員になって全職員の立場や気持ちが分かる人になりたいです」とハキハキと話していた。現実の私よりも夢の中の私のほうが、100倍仕事に自信を持っていていきいきしていた。
インタビュー記事にも書かせて頂いた「専門職は生涯学習」というとももさんのお言葉が印象に残っている。卒業論文の参考文献でもあった『「社会に貢献する」という生き方』は、あの時から今に繋がっているんだと思う。歩みを止めないこと、生涯学び続けることで自分自身の成長につなげ社会にも貢献できる人になります。
1番変わったことは自分の考え方
心配性なのにプライドが高く完璧主義が故に仕事で失敗したときのショックが大きかった私がSPACEに入って、悩む時間が減った。今まで悩んでいた時間を楽しい時間に使えるようになった。
コロナ禍で、人との距離が遠くなっていくように感じまわりの方がたくさんいるのに寂しく孤独に感じることもあった。この状況が生まれたのは誰のせいでもない。コロナ禍だからと諦めず、コロナ禍でもできることを大切にしていきたいと思った結果、「SPACE」を通して心理的に安心で安全な場所に出会い、孤独を感じること心細く感じることは減っていた。
SPACEに入って1番変わったことは自分の考え方や気持ち。仕事のことでマイナスに考えやすかった私がポジティブに考えられるようになった。「三つ子の魂百まで」というくらいだから心配性という性格は今も引き続いているけど、心配性だからヒヤリハットに気づけているのかなと自分で褒めることにした。定期的に自分で自分に拍手を送る会を開催しようと思う。でも、天狗になるのは良くないから謙虚さは常に忘れないようにする。
早起きが苦手とか心配性とか、夜勤明けでソファーで寝るとか、元々の性格や行動は変わるわけじゃないけど感情の整理ができるようになってきた。キャリアプランが明確になってきたということをSPACEに入ったあとの変化としてお届けしました。夢の実現への再スタートに立てた気がして、3月悩んでいた自分へ「今は毎日が楽しいからこの先何があっても乗り越えられるから大丈夫だよ」とメッセージを残したい。
■編集後記■
この文章を読んで、僕は感動した。人が変わる瞬間、変わろうとしている瞬間はいつだって美しい。悩む時間が長くなっていった時、周囲が見えず、進むべき方向もわからず、不安になったりしんどかったりしたのではないだろうか。安心できる場があるから、そこを足場として冒険できる。何かうまくいかないことがあったとき、人生に疲れた時でも「ここに行けばなんとかなる」と思い浮かべてもらえる場にSPACEがなれたら本望だ。今回「かいスペ体験記」を書いてくれたみほちゃん。あゆみを止めず、一歩一歩進んでいった結果が、このnoteにあらわれているな…と感じます。みほちゃん、ありがとう。(コミュニティマネージャーまさまさ)
オンラインコミュニティ「SPACE」について
入会できるタイミングは、1日と15日の毎月2回です。詳しくは以下をご覧ください!
かいスぺ体験記 -自分の種に気づく- はこちら