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訪問介護での新しいコロナ対応とは!?〜コロナ前とコロナ渦〜

 2019年からコロナウイルスが流行してしまいました。 
コロナウイルスが流行してから、現在まで訪問介護といった仕事でのコロナウイルス感染者は どのぐらいいるのでしょうか? 
 
現時点では、明確な数字はハッキリしていません。 
ただ、相当な感染者の数だと思われます。 
そんなコロナ渦の中で今までの訪問介護業務とコロナ禍での訪問介護業務と、どう変わったのか見ていきましょう。

みんなが思うイメージと現実

まず初めに皆さんは訪問介護(ホームヘルパー)と聞いたら 
どんなことを想像しますか? 
自宅に来てくれて、食事・トイレ・入浴などの必要に応じた 介助をしてくれるというのが、一般的なイメージでは ないでしょうか? 
 
主にはその通りです。 
 
訪問介護は、必要な資格を有した訪問介護員が直接訪れて身体介護や生活支援を行うサービスとなります。 
 
 「身体的介護」とは利用者本人が病気などにより、自分の体が思っている通りにはうまく動かせない時に食事時の介助・排泄の介助・入浴時の介助などのことを意味します。 
次に「生活支援」とは利用者本人や家族が家事をすることが困難な場合に部屋の掃除・洗濯・調理などの日常生活の支援をすることを意味します。 
 
訪問介護を利用するうえで、時間の制限があるのをご存じでしょうか? 
1日に何回か利用することは出来ますが、サービスの時間間隔を2時間以上はあけなければならないとされています。 
2時間ルールとも呼ばれています。

コロナ前とコロナ渦でどう変わったの? 

コロナ渦の中で今までの訪問介護業務と今現時点での訪問介護業務と、どう変わったのか見ていきます。 
 
・ケアに不必要なものは玄関に置いておく 
上着やバックなど使わないものは、部屋に持ち込まず玄関に置いておくことで、訪問介護員の衣服などに付着しているかもしれないウイルスを持ち込む可能性を最低限にする。 
 
・利用者ごとに変える 
自身が使うエプロンやタオルなどは、感染を防ぐため利用者ごとに新しいものに取り換える。 
石鹸なども持参する。 
 
・マスクや髪、顔をなるべく触らないようにする 
訪問後に手洗いなどをしたあとで、自身の身体に触らないようにする。どこにウイルスか付着しているかわかりません。 
 
・おしゃべりを最低限に 
マスクをつけたままのあいさつは失礼に思う人もいるかもしれませんが、マスクを必ずつけたままにして、おしゃべりも最低限にする。 
 
・利用者との距離をなるべく保つ(ソーシャルディスタンス) 
利用者の顔の前に自身の顔をもっていかないようにすることで感染のリスクが最小限に抑えられる。 
 
・より、こまめな洗浄、消毒 
こまめな手洗い、手指消毒剤などを使いしっかりすりこむようにして消毒をする。 
1時間に5分以上の空気の入れ替え、換気をしっかりとする。 
 
世間でもマスク・消毒・手洗いうがい“が 重要視されていますよね。 
訪問介護での利用者は高齢者、持病を持っている 人達ばかりです。 
免疫力も下がっていると思われる人たちがほとんどです。 
 
その為、より一層徹底し気を付けなければなりません。 
その時の状況によっては、防護服やゴーグルまで着用することもあります。 
 
上記で記されている感染対策はほんの一部にしかすぎません。 
実際これだけを見ても訪問介護員たちの業務内容が 今までの2倍近く気を使い大変、感染対策の為の作業も増大したのではないのでしょうか。 
 
 そうしたことから、訪問介護員からも色々な意見、要望、不満の声などがあがりました。 
 
国や県からは、人との距離を保ち、自粛して外出を控えるようにと言われていても、訪問介護員はその通りにはいかないのでそういう声があがることは否めません。 

日本の対応は!?

2022年に入り、感染リスクにともない、訪問介護職員達が『感染リスクに対して、見合った介護報酬等の加算をもうけてほしい!!』と声をあげ、3万7千人以上の署名が集まったニュースが放送されました。

引用元:朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASQ2K7V3KQ2KUTFL00S.html

今までは介護職職員に対しての割増賃金や手当について具体的なものがなかったのに対して「介護職員の事情に応じて1人につき1日1000~3000円 などすることは、適当と考えて差し支えない」と示していいます。
 
訪問介護の事業所に対しても、32万円の補助上限と決まっているのですが、都道府県と国を通して協議をし承認を受けられれば、基準値を上回っていても補助対象となります。 
厚生労働省によるとこれまでに100件を超える 審査が行われすべてが承認されました。

まとめ

日本の訪問介護員の従事者はおおよそ508.256人。 
需要が高く長期的に働きやすいとされてきた訪問介護ですがコロナウイルスが流行してしまったことにより訪問介護員からも業務に対しての懸念と利用者からも利用の懸念が発生してしまったことは否めません。 
感染リスクをもっと双方、1番のかたちで軽減できたら…と思いつつも難しい現実と向き合わなければなりません。 
 
訪問介護が必要不可欠なこの時代だからこそ県や国も今まで以上に介護業界に寄り添う中で訪問介護員にも働きやすさがもどりこれまでよりも、訪問介護のやりやすさと利用者の利用のしやすさを切に願うばかりです。 




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