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入院中の幼い彼女を支えたのは...

友達と昔のことを話す機会がありました。

彼女は幼い時に入院していた時期があり、その頃の出来事がきっかけで福祉関係の仕事に興味をもったそうです。

私は気になって「その時の医療従事者で心に残る人はいるの?」と聞いてみました。すると「リネンのおばさん」という意外な言葉がでてきました。どういう人かというと、病室のシーツや枕カバーなどを補充する仕事をしている人です。

その人はいつも彼女を見ると「手伝ってくれる」と、声を掛けて一緒に布団にシーツをかけたり、シーツを畳むのを手伝わせてくれて、終わると「ありがとう。助かった」とお礼を言ってくれたそうです。

日頃から関わる看護師さんたちにはお世話をしてもらっていて、すごく感謝している反面、申し訳ない気持ちも大きかったそうです。

そのような状況のなかでも、リネンのおばさんだけが自分を頼りにして逆にお礼を言ってくれたのです。

「今考えれば、子どもの手伝いなので時間もかかるし、やり直す手間もあっただろうに、そういう機会を作ってくれたのが嬉しかった。役にたてたのが嬉しかった」と、彼女は言いました。

リネンを補充するという少し離れた立場の人が、一番彼女を理解してされげなく援助していたのです。

資格や立場を超えてその人の思いに寄り添った人でした。

「ありがとう」は一方通行でなく、行ったり来たりが自然で心地いいですよね。

お世話をしている立場の人も「ありがとうございます」と、反対に伝える機会を作ることが大切だと改めて感じる時間になりました。

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