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【知らないとやばい?】介護士は無資格だと働けなくなるって本当?それとも取らなくてもいいの?

みなさんこんにちは!

「無料で学べる介護職の学校」こと…カイゴノチシキ(→YouTubeチャンネルです。

無資格で働ける介護職。無資格で働けるからこそ、資格取得を後回しにしてしまい、気づいたら何年も無資格で働いていたという方は少なくありません。
中には「どうせ資格なしで働けるのだから、資格を取らなくてもいい」などの話も出回っています。

しかし、実際はどうなのでしょうか。
今回は資格は必ず取らなくてもいいのか、という点についてお話しします。

資格は本当に必要なの?必要ないんじゃないの?


介護職は無資格でも働けるため、資格取得を後回しにしてしまいがちです。
私も1年以上福祉・介護に関する資格を取得せずに働いていました。
資格を取らなくても働けるのが介護職の一つのメリットとも言えますが、実は資格を取得せずに働き続けるのは非常に危険である場合があります。
なぜなら、資格を取得していない方は、無意識のうちに介護が自己流になってしまう場合があるからです。
もちろん、無資格の方に限った話ではありませんので、資格保有者も定期的に自分の介助方法や基礎を見直する必要があります。

介護は、高齢者や障がい者など、身体的に弱い人たちの生活を支援する仕事です。無資格で働く場合には、利用者に対して適切な介助ができなかったり、事故や怪我を起こすリスクが高まることがあります。

また、介護に関する知識を持ち合わせていない場合、緊急時にどのように行動すればいいのかわからなくなる場合もあります。

2025年から介護士は無資格では働けなくなる?

実は、2021年4月の介護報酬改定により介護職で働いているすべての人が「認知症介護基礎研修」の受講が義務化されました。
現在、無資格で介護士として働いている方は「認知症介護基礎研修」を必ず受講しなければなりません。

しかし、2024年3月31日までは、努力義務とされているため、すぐに働けなくなるわけではありません。
それまでに資格を取得すれば良いのです。

ただし、2024年4月に完全義務化になるため、2025年からは資格が必須になります。

認知症介護基礎研修とは?

「認知症介護基礎研修」とは、認知症の方を適切に介護するために必要な知識や技術を身につけるための研修です。
具体的には、認知症の特徴や進行の仕方、コミュニケーションの方法、適切な介助方法や生活支援の方法など、認知症の方に対して必要な介護に関する基礎的な知識と技術を身につけることが狙いとなっています。
受講期間は、主に6時間程度で、最短1日で修了できます。

今後も介護士として、高齢者を支えたい方、社会貢献をしたい方は、早めに資格を取得するようにしましょう!

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