認知症の方が苦手なこと
今回は、認知症の方が「難しい」「苦手だ」と感じていることを紹介します。
認知症の方が苦手だと思っていることを知るだけで、適切な対応方法をすることができます!
ぜひ参考にしてみてください!
①新しいことを覚えるのが苦手
新しく出会った方の名前や顔を覚えることが苦手。朝ごはんに何を食べたのか覚えることが苦手。
なので、無理に新しいことを覚えさせようとせず、今までの習慣や馴染みのあるものを活用することがおすすめ!
②今はどの季節か理解するのが苦手
認知症の方は今は夏なのか、冬なのか、理解するのが苦手です!
真夏に厚着をきたりすることもあります。なので、介護士が「今日暑くて汗をかいてしまいましたね。汗が乾いて風邪をひくといけないから少し着替えましょうか」などと声かけをし、適切な服装に着替えることが大切です。
③日時や場所を理解することが苦手
家はどこなのかわからなくなり、慣れた場所でも迷うことがあります。
認知症の方が外に出たいと言った時は、誰かと一緒に外出するようにしましょう。
④手順を覚えることが苦手
料理など、次に何をすればいいのか覚えるのが苦手です。
しかし、手順を説明するとできる場合が多いので、見守りをしながら手順を説明しましょう!
⑤環境の変化が苦手
環境が変化してしまうと落ち着かなくて不安になってしまいます。
特に施設に入居したばかりの頃は不安がいっぱいです。介護士は寄り添うことを心がけましょう。
⑥計画を立てることが苦手
あれをしたら、これをするなど、計画を立てることが苦手です。
利用者さんが何かをしたいときは、介護士も利用者さんと一緒に計画を立てるようにしましょう!
⑦話を理解することが苦手
認知症の方は、話を理解することが苦手なときがあります。
利用者さんに話しかける際は「ゆっくり、わかりやすく」伝えることが大切です!そうすることで、利用者さんも理解してくれます!
本当に辛いのは理解してもらえないことではないか?
今回は、認知症の方が苦手なことを紹介しました。
認知症になると、いろんなことで生きづらさを感じます。しかし、本当に辛いのは、周りの方、家族の方に理解してもらえないことではないでしょうか?
なので、まずは知ることから始めるのが大切です!
「ふくしこみゅ」では、このように認知症に関する情報、介護に役立つ情報を発信しているので、ぜひチェックしてみてください。
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