見出し画像

認知症に備えて✨

先日、成田悠輔先生と近藤麻理恵(こんまり)さんの夜明け前のプレイヤーズを視聴しました。こんまりさんは、今や「世界のKonMari」になっていて、世界で最も有名な日本人の一人だそうです!

その時思い出したのは、こんまりさんの著書「人生がときめく片づけの魔法」と、それと対極にある経験でした。

数年前、認知症のご利用者Aさんの訪問介護を担当していました。Aさんは、気さくで快活で体が良く動く方でした。認知症はありますが、日常生活はほぼ自立、掃除や料理もご自身でされていました。
暫くすると、Aさんの生活の困難な様子が見える様になりました。洗面のためのタオルや、着替えのための衣類の場所をお伺いすると、勢いよく探し始めるのです。タンスを開けたり閉じたり、家の中をあちこち探し回って、探しているうちに、何を探しているのかも忘れてしまう…「あれ、何を探していたのかしらね」
Aさんが、しばしばずっと物を探している様子だったことは、とても印象的でした。最初に探していた物を忘れて、次の物を探し始める…まるでコントの様な現実でした。

認知症予防に運動や脳トレがどの程度効果があるのかは分かりませんが…元アスリートや元学者や元医者も、認知症になる方はいます。 体力や頭脳が優秀な方が認知症になる様子を見ていると、もうこれは不可抗力だと諦めの気持ちになります。
しかし、認知症になる前に、それに備えることは多くの人に可能だと思います。元気なうちに行う「片付けの魔法」✨

物が少なくて、スッキリと整理された部屋で、老後を迎えたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?