「訪問介護に行きたくない!」と感じる利用者さん3選
訪問介護の仕事は、一人ひとりに寄り添った丁寧なケアを行うことができ、大変やりがいのある仕事と言えます。
「利用者さんと合わなくて訪問したくない…」という方もいるでしょう。
どうしても合わない人とはいるものです。
訪問介護は、1人で行うことが多いので、合わない人の対応も自分でしなければなりません。
|訪問介護に行きたくない理由
1.介護拒否される
利用者さんに介護をこばまれ、自信の喪失や、仕事が自体が嫌になったりして、行きたくないと思う方がいます。
デリケートな介助(入浴や排泄など)をするので、介助されることに抵抗がある利用者さんに拒まれることもあるでしょう。
また、認知症の方や指示を嫌う方などに、拒絶される可能性も少なくないでしょう。
なかなか仕事が円滑に進まず、訪問が億劫になるようです。
2.人間関係がうまくいかない
相性が合わないために、訪問介護に行きたくないという方も多いです。
訪問介護で行う生活援助は、多岐にわたります。
しかし、利用者さんやご家族と生活スタンスが異なり、うまく関係が築けないこともあります。
たとえば、「料理の味付け」「注文が細かい」「掃除の質」など、利用者さんやご家族のこだわりが強いと負担が大きくなり、「行きたくない…」と思うようです。
3.できない仕事を頼まれる
訪問介護員は、利用者さんに対する介護業務しか行ってはいけません。
しかし、業務以外の事を頼まれることもあり、訪問介護に行きたくなくなるようです。
本来は断らなければいけませんが、訪問介護職員の性格や両親から断れない方もいるようです。
そもそも、そのやりとり自体に嫌気が差し、できない仕事を頼まれることにストレスを感じるようになります。
|対応方法
拒絶され場合には、まず時間をおくと良いでしょう。
無理に続けてしまうと、利用者さんは無視されたと思いギクシャクしてしまいます。
まずは、利用者さんの声に耳を傾けることが大切といえるでしょう。
また、人間関係に悩みを感じている方は、直接利用者やご家族に言うのではなく、サービス提供責任者(サ責)に相談しましょう。
気持ちを抑えているつもりでも、態度で出てしまうかもしれません。
担当を変えてもらうことを視野に入れ、相談してみましょう。
|相談できる仲間や先輩を見つける
1人でケアをする訪問介護だからこそ、1人でため込んでしまう方も多いようです。
不安や孤独に感じる前に、先輩や後輩、サービス提供責任者(サ責)と普段からコミュニケーションをとり、お互いがサポートできる体制も必要といえるでしょう。
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