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介護事故をおこしてしまったら

介護の仕事をしていれば、必ず起きてしまうのが介護事故。
介護事故とは、転倒、転落、誤食等です。

起きてしまっても、ご自身を責めないでください。
人間は、健康な人でもうっかり転んでしまったり、食べ物をのどに詰まらせてしまうことがあります。

要介護者にとって、転倒も誤食も命取りになるので、慎重に対応しなければいけないことは確かですが、あまりガチガチに制限しすぎると、生活の質が落ちてしまいます。
自由な歩行が禁止されて、食べ物も安全なものばかりではつまらないですよね。

もし、介護事故が起きたら、まずは利用者様の身の安全を確保してください。
ケガがあれば看護師の指示を仰ぎ、誤飲があれば窒息しないように対応します。
まず、利用者様第一です。

すべてが済んだら、フロアの職員に申し送りをして、事故報告書の作成に入ります。
この事故報告書、とっても大切な書類になります。この報告書をもとに、今後の対応が協議されます。管理職がご家族様に事故のことを説明する時も参考になります。

介護事故がおきてしまうと、職員はとっても落ち込みます。
でも、気持ちを切り替えて、もう同じ事故がおきないように対策をしましょう。
利用者様の生活が、第一ですね。

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