舌骨上筋群と舌骨下筋群についてまとめてみたら・・めちゃくちゃ大切な事に気付いた!


今日は舌骨に付く筋肉をまとめていきましょ〜。


舌骨って全然頭に入らなくて困りませんか?


普段使ってないし触っても分からんですよね。


でも大丈夫です。


ポイントを絞れば見えてきます。


場所


①顎  ②茎突  ③オトガイ 



この3つと舌骨を繋いでるだけ


それぞれの場所はイメージして下さい


こちらより



これらと舌骨が繋がります


神経支配で頭がこんがらがります。


顎二腹筋の前腹と後腹で神経支配が違うので注意します


 顎二腹筋 前腹は下顎神経

【顎の前に二人の小さい科学者が座っている】


 顎二腹筋 後腹は顔面神経

【顎の後ろに二人で顔面を合わせている】

合わせて茎突舌骨筋も同じ様な場所にあるので顔面神経と覚えます。





そんなイメージで覚えました。



残るは顎舌骨筋の下顎神経、オトガイ舌骨筋の頚神経


この2つは位置的に似ています。


オトガイ舌骨筋の周りに顎舌骨筋がある感じですね。


オトガイと舌骨の間は舌があります。なので舌下神経支配


顎と舌骨の間は下顎なので下顎神経と覚えました。



 

これで舌骨上筋群は大丈夫!?かも


◯舌骨下筋群

次は舌骨下筋群について


下筋群は神経支配は1つなので安心です。


頸神経叢だけを覚えましょう


(甲状舌骨筋のみ舌下神経甲状舌骨枝により支配)


場所で分類すると


胸骨 甲状 肩甲



舌骨を繋ぎます。


【胸骨舌骨筋】【肩甲舌骨筋】【胸骨甲状筋】など


この中で面白いのは【肩甲舌骨筋】ですね。なんと舌骨は肩甲骨と繋がっている!


【肩甲舌骨筋】

起始 下腹・肩甲骨(肩甲骨上縁および烏口突起)上腹・下腹につづく中間腱


という事は肩甲骨の可動域が嚥下に関わりますよね。



また


舌骨と甲状軟骨を繋ぐ


【甲状舌骨筋】などもあります。



上筋群と下筋群は臨床的にめちゃくちゃ大切やん。

どちらも緊張すると肩甲骨にも影響するし、嚥下や発音はたまたチャクラにも関係する。

これは!

要チェックですな〜。


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