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筋トレとしてのnote

こんにちは、大杉晃弘です。noteはもっぱら読む専門でしたが、ついに書きはじめることにしました。まずは自己紹介から。

関西で長いこと情報誌の制作ディレクターをしていて、2011年にディレクターとして独立。2013年に地元の浜松へUターンし、コピーライター、カメラマン、活版印刷工として仕事をしています。

浜松のおもしろいを伝える仕事

遠州さんち染め

地元の伝統産業である遠州織物についてまとめた冊子『遠州さんち』。
織物、染色と続き、今は細巾編を制作中です。

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『海の湖 教科書』
浜名湖の成り立ちや特徴を紹介する向け小学生向け冊子です。click!

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『ママは角材 ボクらの暮らしと天竜材』
浜松の北部には日本三大人工美林に数えられる天竜美林が広がっています。そこで植林される杉、ひのきのことを絵本チックなデザインでまとめました。

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浜松市はユネスコの創造都市ネットワークに加盟(音楽部門)しています。創造都市とはどのようなものなのか。音楽だけでなく、観光や書店、きこりなど、創造的な活動をされている人たちを訪ねたインタビュー記事を書いています。

地元の産業や観光、暮らしなどをインタビューし、編集して、写真で伝える仕事が多いですね。

大学では考古学を専攻していた(装飾古墳の文様の研究をしていました)ので、フィールドワークして、写真と文章で伝えるというのは、意外といまの仕事につながっているのかも。

活版印刷工としてのお仕事

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大阪時代、事務所の友人たちとはじめたのが活版印刷でした。浜松に帰る際、テキンを1台持って帰り、今も活版印刷をしています。

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年に1回ほどのペースで、活版印刷を使ったワークショップもしています。最近は3Dプリンターなどを使って即席で版をつくり、活字と一緒に印刷するという実験的な内容が多いですね。

活版の仕事や個人のプロフィールは、個人サイトでも書いています。
http://kaigi.chu.jp/?p=1150

クリエイターをつなぐ「DORP」としての仕事

浜松に帰ってきて早々、友人と始めたのがDORP(ドープ)です。浜松界隈のクリエイターをつなぎ、よりレベルアップした仕事をしていこうという活動をしています。

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『浜松デザインパートナーズ 2020』
浜松近郊のデザイナーやイラストレーター、編集者、建築家、カメラマンなどを紹介するクリエイターズ年鑑です。
他にも、デザインカンファレンス「DORP INSPIRATION」も定期的に開催。

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はままつ広告景観賞受賞作品集「まちのかたち」
浜松を拠点に活躍するイラストレーターさんにも手伝ってもらい、DORPで制作しました。

毎日が試合という恐怖

フリーランスということもあって、個人サイトはあるのですが、なかなか更新しない。さらに、TwitterやInstagramも日々更新するほどでもない。
写真と、企み ▶ http://kaigi.chu.jp/

仕事でプロダクトデザイナーさんを取材する機会がありました。特に印象に残っている言葉が、「クライアントワークだけでなく、自主制作も大事にしている」というもの。自主制作でした実験的なことが、次のクライアントワークにもつながっているそう。

スポーツ選手に置き換えても、大会で優勝するために、日々トレーニングを繰り返している。スポーツ選手の仕事の9割はトレーニングじゃないかっていうくらい。

一方で僕はというと、原稿の〆切や打合せ、撮影など、毎日が試合(本番)。先のプロダクトデザイナーさんやスポーツ選手と比べて圧倒的に練習量が足りていないことが課題。

個人サイトのブログだと、ちゃんとしたものを書かなくちゃというバイアスがかかって腰が重くなるけれど、noteならもう少し気軽に書くことができるんじゃないかなというのもあります。そんなに見られていないから、書いちゃいなよ的な。

なにはともあれ、思考の訓練や自主トレーニングを目的に、noteをはじめたいと思います。よろしくお願いします。

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