むす

今週も一週間が終わった。暑かった。とりあえずここまで生き延びた。えらい。暑かった。扇風機を買った。火曜日に1つ歳をとった。今季初めてクーラーをつけた。蒸す。仕事したくない。リモートが終わらないでほしい。暑い。

先週末だかに髪の毛を切った。前回は、超一流のお店で髪を切ってもらったら数ミリでも石原さとみに近づけないだろうかと思って、後生だから恥ずかしくないもんと自分に言い聞かせて、滅多に足を踏み入れない表参道の美容院までわざわざ行った。しかし、超一流の技術をもってしても、カットとプラチナうんたらトリートメントだけで石原さとみに近づくことはできなかった。小綺麗になったかな、程度だった。いや、思い出すと結構自分比ではいい感じだったかもしれない。ちなみにそんなに石原さとみになりたいわけではない。

トップレベルのお店でも劇的に変わらないならどこでもいいやと今回は家から徒歩五分の美容院に行った。わたしの近所の町には、福しんとToshuれんげ食堂と地元の中華料理屋とオリジンが並んでいる。それ以外は何もない。

結果、前髪が短くなりすぎたくらいで、まあ、ふつう、の仕上がりだ。でも伸ばしっぱなしの髪の毛をさっぱりしてくれたのだからありがたい。これからはドライヤーの時間も短くなるだろう。しかし細部に違和感を感じてしまう。顔周りとか、レイヤーの感じとか、あれ、前回とはちょっとちがうな。なんというか。オーダーが悪かったんかな。

数日経って、あまり認めたくないが、髪の毛においては小さなことが印象を左右するのかもしれないと思った。垢抜けるならまず髪からと言われるし。毛はアイデンティティ。おしゃれは毛から。とにかく今回、”どこで切ってもほぼ同じ”ではないんだなというのがわかった。なんかいい感じ、のためにこれからは表参道の美容院まで通ってしまうかもしれない。でも高いんだよね。床がピカピカしていて眩しいし。また3ヶ月後に hotpepper beauty を見ながら延々と悩むことになるだろう。

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