海外現地採用の適年齢について考えてみた

海外で働きたいと思っている方にとって駐在員を目指す方も多いと思いますが、何かと会社都合で勤務地等が決まってしまうため、当ブログでは現地採用のメリットについて伝えていきたいと思っています。

そこで今回は現地採用で海外に行くには、何歳ごろに行くのかベストなのかについて個人的な見解をお伝えします。

大前提:就業経験がないと海外就職はほぼ不可能

そうなんです、海外では日本のようなポテンシャル採用は全くといって無いため、新卒で就職することはほぼ不可能なんです。

その為、アメリカやヨーロッパの学生は在学中にインターンシップとして半年から一年の経験を積み、仕事を探すのが通常のやり方となっています。

もちろん、日本から海外にインターンシップとして渡り、そこから現地採用を狙うこともできますが、インターンシップだとビザを発行してくれない会社なども多く、そもそもとしてインターンシップとして雇ってくれる企業を探すことも難しいため、個人的には日本で数年の経験を積んでから海外現地採用を狙うのかベストだと考えます。

近年、日本の雇用システムが批判に晒されることが多いと感じますが、経験のない学生をポテンシャルだけで雇用してくれる日本の雇用システムは、学生目線では必ずしも悪いわけではないですね。

というわけで、日本での就業経験が最低でも3年程度は必要になるので、最低でも25~27歳くらいでないと、現地採用として雇われるのは難しいということになります。

リミットは何歳か

次に何歳までに現地採用として海外に渡るのがベストなのか、考えたいと思います。

これについては、その人の事情にかなりよりますが、個人的な見解としては30歳までに渡るのがベストなのではないかと考えます。

その理由としては、主に以下の3つとなります

・将来日本に帰るという選択肢を残すことが出来るから

→正直、どんなに日本が嫌いで海外に行きたい人でも、実際海外に行ってみて日本に帰りたくなることだってあります。

日本の転職限界年齢は35歳前後を言われており、30代を超えてから海外現地採用に出てしまうと、海外で5年ほど勤務した後で日本に帰りたくなった場合、日本での再就職の難易度がかなり高くなってしまうというのが大きな理由となります。

・年齢が若い方が有利な場合もあるから

→ポテンシャル採用は基本的にないと言いましたが、やはり同じような経験を持つ候補者がいた場合、若い方が選ばれる確率が高いのは当然といえるでしょう。

・ライフプランを柔軟に決めることが出来るから

→やはり歳をとればとるほど、身動きが取りずらくなってしまうかと思います。将来結婚や子供を持ちたいなどの夢がある場合、30歳を超えてから現地採用に挑戦するとなると、①それまでに結婚してパートナーを説得する②現地でパートナーを見つけて結婚する③日本に帰ってきて、パートナーを見つけて結婚するの3択になりますが、どの選択肢もある程度難易度が高いかと思います。

結論:適齢期は25歳~29歳前後

上記の内容を纏めると、海外現地採用を目指すなら25歳~29歳前後でするのか適齢なんじゃないかということになります。

実際に私は26歳で現地採用を実現しました。

勿論、人によって色々な事情や状況が異なるので絶対的な正解とは言いませんが、参考にして貰えれば幸いです。

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