【まんが少年日々記】1話 水牛沼のおたまじゃくし【コラム】
炎天下に小さな狩人たちは、田んぼの用水路を徘徊し何かしら獲物を物色していた。
主に、おたまじゃくし、たがめ、やご、げんごろうなどだ。
田んぼ近くには小さなた沼があった。
水牛がくつろぐ沼だ。
水牛は、水田開墾や物資運搬に一役買っていた。
沼には、捕獲対照一番の垂涎の獲物がいた。
食用がえるのおたまじゃくしが、それだ。
その姿形の巨大さには唖然呆然、気の弱い子は気味悪がり、卒倒まちがいなし。
そこらの田んぼや水辺で見かけるおたまじゃくしとは、比べ物にならないほどに巨大なのだ。