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内容だけ知りたい人のための「梨泰院クラス」あらすじ&概要

「海外ドラマフレンズ」は、海外ドラマ好きの26歳女性と29歳男性が海外ドラマについて自由に楽しく語るアカウントです。YouTubepodcastで音声配信もしてます。今回は大流行中の「梨泰院クラス(イテウォンクラス)」のあらすじについて話します。

※ネタバレしてます。お気を付けください。逆に内容だけ知りたい人はどうぞ!

<概要>

Netflixで独占配信中の韓国ドラマシリーズ「梨泰院クラス(イテウォンクラス)」。1シーズン・全16話で完結。

韓国ではケーブル局「JTBC」にて2020年1月31日~2020年3月21日放送され、日本では3月28日からNetflixにて配信スタート。5月末現在も連日トップ10入りの大人気ぶり。

原作はweb漫画で、日本でも「六本木クラス」という名前で配信中。あらすじは以下の通り。

大都市ソウルの中でもひと際ホットな街で、小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たち。成功を掴むため、大物相手に無謀ともいえる戦いを仕掛ける。(NETFLIX公式)

高校時代

ここからはもう少し細かく振り返る。物語は時系列ごとに大きく分けて、「高校時代」「その10年後」「さらにその4年後」という3つのブロックから構成される。それぞれの時代ごとにあらすじを振り返る。

曲がったことが許せない主人公・パク・セロイは、転校した先の高校で、父親が務める韓国最大の飲食チェーン「チャンガ」の会長の息子・グンウォンと出会う。しかし、転校初日にグンウォンが同級生のイ・ホジンをいじめているのを見過ごせず、彼を殴ってしまう。

それ知ったチャンガ会長のチャン・デヒはセロイに対し「土下座をすれば見逃してやる」と持ちかけるが、信念を曲げることができないセロイは、謝るべきはグンウォンだ、とはねのける。それに対しチャン・デヒはセロイの父親をクビにし、セロイも高校退学の処分となる。

そんな逆境にもめげずに再出発にむけ動き出そうとするふたりをさらなる悲劇が襲う。ある日、買い出しに出ていたセロイの父親を、グンウォンがひき逃げし、殺害するという事件を起こす。しかしチャン・デヒは、会社と息子を守るためこの事実を隠ぺい。別人を犯人として仕立て上げる。

失意の底に沈むセロイだったが、初恋の相手でありセロイの父親と懇意にしていたスアから、グンウォンが真犯人だと知らされる。怒り狂ったセロイは彼の元を訪ね、殴りつける。その場で警察によって現行犯逮捕され、3年間を刑務所で過ごすことになってしまう。

ひどい仕打ちを受けたセロイは、復讐を胸にチャンガを超える飲食チェーンを作り上げることを刑務所の中で誓う。

そして3年後、セロイは刑期を終えスアが住んでいる梨泰院を訪れる。その自由で活気あふれた空気を気に入り、この街でいつか店を出すことを決意する。一方でスアは、セロイの父親に授業費を貰いながらも、チャン・デヒに逆らうことができずチャンガへと入社することに。

7年後 ・ スタート時点から10年後

7年間で店の開店資金を貯めたセロイは、ついに梨泰院の一等地に自分の店「タンバム」を持つ。刑務所で出会ったスングォン、工場勤務中に出会ったヒョニと共に店を繁盛させるため奮闘するが、なかなかうまくいかない。

さらに、ひょんなことから店に客として来ていたチョ・イソが未成年だったことが発覚。店は営業停止に。しかしセロイは元凶であるイソを責めず、確認が甘かった自分が悪い、と自ら責任を取る。

そんなセロイを見たイソは心を打たれ、店のマネージャーとしてセロイと店を成功させることを約束する。イソの友人で、現場に居合わせたグンスもチャン・デヒの愛人の息子ではあるが、セロイの誠実な姿に感銘を受け店で働くことを決める。

実は70万人のフォフォワーを持ち、モデルやインフルエンサーとして活躍していたイソは、経歴やその頭脳を活かし、タンバムを徐々に軌道に乗せていく。

一方で、高校時代に助けたイ・ホジンが凄腕ファンドマネージャーになっていた。セロイは彼に依頼して父親の保険金等を秘かに運用し、資金を獲得。チャンガの株を大量に購入することに成功する。チャンガの専務で、父親の友人であるカン・ミンジョンも味方につけ、復讐への大きな一方へと踏み出した。

それを許すわけもないチャン・デヒは、その仕返しにタンバムが入っていたビルごと買収。立ち退きの窮地に立たされたセロイは、チャンガ株を引き上げ、その資金で別の場所に店を出店することに。

新店舗でもスアの手腕がいかんなく発揮され、最初は順調に見えたが、なかなか思うように見せの売上が伸びない。その実、新しく店を出した場所は、なんとシャッター商店街だったのである。

セロイはこのピンチを、街ごと復活させることで乗り越え、新店舗も増やし、売上を順調に伸ばしてく。事業規模の拡大とともに、会社設立を決め「イテウォンクラス = (株)IC」と名付けた。

そんな中、店の成功の裏にイソの活躍があることを知ったチャンガは、破格の待遇で彼女を引き抜こうと画策する。グンウォンが交渉のためタンバムを訪れるが、逆にイソの誘導尋問によりセロイの父をひき逃げしたことを自白させられ、さらにそれを録音されてしまう。イソは自白内容をSNSで公開し、その結果チャンガの株価が一気に下落。

窮地に立たされたチャンガだが、チャン・デヒは全ての責任をグンウォンに押し付けることで打開。マスコミに対し、10年前のひき逃げ事件は全ては息子のせいで、自分は息子を守るために仕方なく事実隠ぺいを行ったと釈明し、土下座をする。グンウォンは刑務所に行くこととなったが、肝心のチャン・デヒは無傷のままとなり、今度もセロイは復讐に至らなかった。

ほかにもチャンガが仕組んだ偽の投資話に騙されるなど、様々なトラブルにあうセロイたちだが、テレビ番組「最強の居酒屋」にヒョニが出場することに。チャンガ側に寝返ったグンスが「彼女がトランスジェンダーである」ということをリークし一時危うくなるも、ヒョニは優勝し料理人の腕を証明するという快挙を果たす。韓国一の味として認められたことで投資家・キム・スンリョの協力を得て、世界規模での出店に乗り出し、さらなる成功へと邁進する。

さらに4年後 / スタート時点から15年後

イソが一層の働きをみせ、タンバムも順調に拡大していく一方、チャンガでは役員の一部の不正が暴かれ、外部役員を新たに任命することに。公表はされていないが、チャン・デヒもガンで余命僅かなことが発覚。ここで一気に巻き返しを狙うため、外部役員に選出されようとイソが昼夜を問わず奔走するが、ついに過労のため入院してしまう。

一方でひそかに出所していたグンウォンが、ギャングを使ってイソを病院から拉致し殺害しようとする。セロイはギャングによって重傷を負いながらも追いかけ、なんとかイソを救出。グンウォンとの激しい殴り合いの末、間一髪のところで勝利し、グンウォンは再度警察に捕まえられる。

拉致事件という大スキャンダルのせいで、不買運動や株価の下落が起こり、チャンガは崩壊寸前に。セロイはそんなチャンガを買収し全てを終わらせようとするが、チャン・デヒはどうしてもそれを認められず、父親のひき逃げや、これまでにした悪行の全てを謝り、買収をやめてくれと土下座をして懇願する。そんなチャン・デヒに対し、セロイは非情にも「全てを失ったものの土下座に意味はない。商売人としてこの買収は進める」と伝え、長きにわたる戦いを終わらせた。

さらに、この5年間、仕事でもプライベートでも支えてくれたイソに対し、セロイは想いを自覚。二人はめでたく結ばれ、セロイはついに幸せを手に入れる。

一方でスアは、チャンガで働いていた10年間で集めた不正や悪事の資料を警察に提出し、スアなりにチャンガへの復讐を果たす。セロイとは結ばれることはなかったが、自分のレストランを開き、新たな道を切り開いていく。

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