見出し画像

受験の日程をどうしよう

共通テストの日程は動かせませんね。
第一志望もそうかな。

他の大学の日程をどうするかを考えましょう。

入学金の重複を避ける

第三志望 合格日2/1  入学金払い日2/8 
          第二志望 合格日2/9  入学金払い日2/16 
                    第一志望 合格日2/17 
こういう日程だと、第三志望に合格した時点で、他に受からないかもしれないので、2/8には入学金、たとえば25万円を支払うことになります。2/16にも25万円を支払います。第一志望に合格したら、さらに25万円を支払います。ぜんぶで75万円は高いですね。
授業料は、最高裁の判決で返還されることが義務付けられています。
入学金は基本的に返還されません。
だから、第二志望、第三志望の大学に入学金を払わないように、入学手続きの期限に気を付けて、日程を組みましょう。

第三志望 合格日2/1  入学金払い日2/10 
          第二志望 合格日2/9  入学金払い日2/18 
                    第一志望 合格日2/17 
こういう日程だと、すべて合格した場合、第一志望の入学金だけ支払うことになります。

東進さんに大学の試験日、手続き日などを検索できるシステムがあります。

https://www.toshin.com/nyushi_info/schedule/

大学によっては、
林檎大学 文学部 A日程2/8合格日 B日程2/28合格日 C日程3/8合格日
ということもあるので、林檎大学を滑り止めにしたいなら、3/8に受験するという手もあります。2月中に第一志望に合格していれば、林檎大学には入学金を支払う必要はありませんからね。

たいていは偏差値の低い順に入学試験が早くなっています。
けど、林檎大学のように、3月入試と言って、3月に試験を設けている大学もあるので、2月中旬にどこも受からなかった―という状況になってから、出願して、3月に入試ということもありえます。
3月に試験を設けている大学はたいていは偏差値が低くて、学生が集まらない大学です。だから、他の大学に受からなかった人が受けることが多いんです。つまり、滑り止めにする予定で受けるといいでしょう。


過重日程

以前、別の記事で書いたんですけど、試験の二連続はたいていの人は大丈夫だと思います。三連続になると精神的にきついと思います。試験なんてどうでもよくなったり、集中力がなくなったりする人もいるでしょう。

共通テスト利用では、共通テストの自己採点を終えてからでも出願できる大学があります。そういう大学なら、「すでに去年の合格最低点を超えているからここに出願しよう」ということもできるので、安心して第一志望に臨めますね。入学金を支払わない日程を選ぶ必要はあるんですけどね。

長丁場になるのが嫌、つらい、耐えられそうにない人は、一週間以内にすべての試験を終えるようにするといいかもしれませんね。

何校受ける

何校受けるかは人各々です。
よく聞くのは、レベルで分ける方法で、
記念受験-挑戦  1-2大学
実力相応      2-3大学
滑り止め      1-2大学
が多いそうです。
お金に余裕があれば、もっと受けるし、なければ減らす人もいます。

レベルは関係なく、
どうしても行きたい大学 1
行ってもいいかな大学  2
こういう方法もありますね。

地域をまとめる

例えば、2/1京都で試験 2/2東京で試験 2/3京都で試験 2/4東京で試験
これは疲れるし、新幹線やバス代もかかります。
なるべく地元、東京、東京、地元になるようにしましょう。
京都の大学を東京の試験会場で受けられたり、東京の大学を京都の試験会場で受けられる、そういう大学もあります。大学のサイトで調べてみましょうね。

補欠になったら

困りますね。
大学によっては補欠を取ることもあります。
例えば、補欠Aが15人、補欠Bが15人という具合です。
「他の大学に受かったから蜜柑大学には行かなーい」という人が多いと、
蜜柑大学では定員を下回ってしまうので、
補欠Aの15人に入学許可を与えようとなるんです。
けど、
「今年は補欠Bの方々は、御縁がなかったということで」
と言われてしまいます。
もっとキャンセルが多いと、補欠Bも入学できるかもしれません。

補欠をグループではなくて、補欠の一番、二番としている大学もあります。
芸術系の大学、学部に多いですね。丁寧な指導をする必要から、こうなっているのかな。こういう大学は、15人くらいの補欠を確保していても、繰り上げ合格の人数は少ないことが多いと思います。1人とか、2人とかかな。

補欠になると困るのは、みんながキャンセルし終わったことがわかったとき(例えば3/28)に合格かどうかのお知らせがあることです。
他の大学に入学金を払った後に、繰り上げ合格なんてことがわかると、
「なぜもっと早くしない?」と思ってしまいます。
けど、他の大学にお金を支払わないで不合格と、他の大学にお金を支払って合格を選ぶんなら、合格の方を選びます。だから、補欠になったときは、補欠になっていない前提で行動する(合格した大学に入学金を払っておく)のが無難です。
補欠の大学よりも行きたい大学に受かっているなら、補欠のことは忘れましょう。
補欠の大学の方が、受かっている大学より行きたいんだったら、入学金を支払いましょうね。

最後まで読んでくれた人は、この記事が役に立ったー、役に立ちそう、なるほどなーと思ったり、受験の日程で注意することを理解できたんだと思います。そういう人で、お金に余裕のある人は下にある「気に入ったらサポート」を押して投げ銭してくださるととっても助かります。お金に余裕がなくて、投げ銭できなーいという人は♡(スキ)を押してくださいね。


サポートして下さると長く続けられると思います。これからも学んでいく費用に使うので、サポートを御願いしますね。