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高校新課程の歴史 国語、で入試はどうなるの?

2022年の一年生は歴史総合を学びました。国語は現代の国語、言語文化でしたね。
2023年の二年生は選択科目の世界史探求か日本史探求を学んでいると思います。国語は論理国語、文学国語、古典探求ですね。二年から歴史総合、三年から探求という学校もあるかもしれません。

2023年に三年生をしている人は、世界史AやB、日本史AやB、公民の現代社会を学んだか、学んでいると思います。共通テストや私立の入試では2024年の1-3月にはそのままの科目で受験します。
浪人して2025年に受験する時には共通テストは経過措置を取ると発表されているので、もしかしたらそのままの科目で受験できるかもしれないし、歴史総合、世界史探求、日本史探求、地理総合と地理探求、公民の公共という科目に変わっていて、総合だけ受験しなくてもいいなど、配慮はあるらしいんです。けど、どんな措置なのかはまだわかっていません。

表にしてみました。拡大して観てくださいね。

世界史と日本史の科目表

歴史総合


歴史総合は共通テストの場合、必ず世界史探求か日本史探求とセットになっています。
例えば、
歴史総合、世界史探求の場合は
大問1歴史総合 幕末と世界 
大問2世界史探求 古代オリエント 
大問3世界史探求 イスラームの中世
大問4世界史探求 現代の中国
大問5世界史探求 古代アメリカ文明

歴史総合、日本史探求の場合は
大問1歴史総合 1950年代の日本と世界
大問2日本史探求 古墳時代
大問3日本史探求 鎌倉時代
大問4日本史探求 室町時代
大問5日本史探求 江戸時代

世界史探求とセットの歴史総合、日本史探求とセットの歴史総合は出題内容が違います。だから、国立大学を受験する人は両方を解答することができます。けど、歴史総合と公共のセットを受験した人は、歴史総合と世界史探求のセット、歴史総合と日本史探求のセットを受験できません。たぶん、公共とセットの歴史総合の出題内容が、重なっているんでしょうね。

高校で使っている教科書


高校で使っている教科書は、学校によって違います。
表にしてみました。拡大して観てくださいね。

例えば9割以上の学校が使っているらしい山川の「詳説世界史」のように多くの学校で使われている教科書は、大学入試の作問でも参考にされるので、不利にはなりません。少数派の教科書を使用している人で、家庭教師、個人指導の塾でもその教科書を使って教わりたいなら、講師の分も生徒が準備する必要があるかもしれません。
教科書は教科書卸会社というところが、一般向けの販売もしているので、住んでいる府道都県で探してみるといいかもしれません。

新課程の入試は前年度を参考にできないので不安でしょう。皆伝でも書いていくんですけど、自分でもいろいろと情報収集してみてくださいね。

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本郷りんの皆伝 大学受験
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