世界史探求 テーマ別の参考文献リスト1 都市
大まかなものは以前に書いているんですけど、テーマ別にも書いてみようと思って、本をリスト化してみました。
今回は都市というテーマです。いろいろな切り口があることに気付きますね。興味があったら、この本に多分書いてある参考文献を辿って、さらなる深みに沈むことができます。
「都市の起源」(講談社.2016年)メソポタミアを掘りましょう。
「都市史研究1-9」(山川)
「都市」(増田四郎.ちくま学芸文庫)都市民化することで生まれた西欧日中の比較文化論です。
「都市の誕生」(スミス)各地の都市についてです。
都市のデザイン
「都市デザインの系譜」(鹿島出版.1996年)
「都市計画の世界史」(講談社新書)
「進化する都市」(鹿島出版会.2015年) 近代都市計画、市政学、環境教育の父の一人と称されるゲデスさんが著者です。市民参加の先駆けとなった古典的名著らしいです。
「都市景観の20世紀」(ちくま学芸文庫)
「思考としてのランドスケープ」(LIXIL出版)建築・土木・都市計画・遊び・宿泊・アート・待ち合わせ・風と水の通りという多様な意味づけで都市を観て、自由に使おうという発想です。
「都市のイメージ」(ケヴィン・リンチ.岩波.2007年)
「輝く都市」(ル コルビュジェ)
「都市政策を考える」(松下)
公共性
「社会的共通資本」(宇沢 弘文.岩波新書)
「人間のための街路」(ルドフスキ.鹿島)
「人間の街」(ヤンゲール.鹿島.2014年)
「街並みの美学」(芦原.岩波.1979年)
「公共性」(齋藤純一 岩波.2000年)
「ひとの居場所をつくる」(西村.ちくま.2013年)
「スローシティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町」(光文社新 書.2013)
「都市と緑地」(岩波.2001年)
「持続可能な地域のつくり方」(筧)
「都市への権利」(ルフェーブル.ちくま学芸文庫)消費者ではなくアートや遊びを通して作品としての都市に参加しようというものです。
都市の終焉
「都市をたたむ」(花伝社)
「自治体がひらく日本の移民政策 人口減少」(明石書店.2016年)
「人口減少時代の都市」(2018年)
都市の再生
「都市再生を問う」(岩波新書)
「リノベーションまちづくり」(清水 学芸出版社.2014年)
「孤立する都市 つながる街」(日経.2019年)コミュニティの希薄化で、引きこもり、孤独死、虐待事件など都市住民が抱える問題に対して、地域の人々が支え合い、街の価値を上げるための方策を多方面から解説しています。
経済性
「都市の経済学」
「新クリエイティブ資本論」(リチャード・フロリダ)
「クリエイティブシティ」(NTT)
「都市は人類最高の発明である」(エドワード・グレイザー.NHK.2012年)高層化、高密化が素晴らしいと言っています。
都市のなかの建築
「カラー版建築と都市の歴史」(井上書院.2013年)西洋と日本です。
「アジア都市建築史」(昭和堂.2003年)西アジア、中国を含みます。