世界史を小説で読んでみる リスト

日本には時代小説という江戸時代を舞台にした小説のジャンルがあるんですけど、世界の歴史を小説で読めたら面白いですよね。受験にはあんまり役立たないかもしれませんが、歴史に興味を持てるかもしれないし、それで探求学習のきっかけになるかもしれません。
小説なのかノンフィクションなのかはっきりしない本も載せておきますね。

あくまでも小説で、歴史学者の書いた研究書ではないので、史実ではありません。想像を膨らませるための、興味をそそるためのものです。面白ければ、その後で歴史書を読んで、歴史的事実との違いに驚いて愉しんでください。
「ギリシア人の物語」(塩野七生)三部作
「ハンニバル戦争」(佐藤賢一)
「剣闘士スパルタクス」(佐藤賢一)
「カエサルを撃て」(佐藤賢一)
「イエスの生涯」(遠藤周作)
「背教者ユリアヌス」(辻邦夫)
「ローマ人の物語」(塩野七生)

「ロードス島興亡記」(塩野七生)ヨハネ騎士団
「海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年」(塩野七生)
「十字軍物語」(塩野七生)
「テンプル騎士団」(佐藤賢一)
「皇帝フリードリッヒ二世の生涯」(塩野七生)

「路上の人」(堀田善衛)13世紀スペインの異端に対する十字軍です
「双頭の鷲」(佐藤賢一)百年戦争
「赤目」(佐藤賢一)百年戦争中のジャックリーの乱を描いています。
「スキタイの騎士」(フランティシェク クプカ)14世紀のカール四世時代を描いた16編
「王妃の離婚」(佐藤賢一)ルイ12世と王妃
「コンスタンティノープルの陥落」(塩野七生)ビザンツ帝国の滅亡です。
「さらば、アルハンブラ 深紅の手稿」(アントニオ・ガラ)レコンキスタでグラナダを明け渡すスルタンの物語です。

「Q」(ルーサー・ブリセットという5人ユニットです。)宗教改革を舞台にしています。
「ミシェル」(堀田善衛)アンリ4世時代のモンテーニュです。
「チェーザレ ボルジア」(塩野七生)
「イヴァン雷帝」(トロワイヤ)
「レパントの海戦」(塩野七生)
「シナン」(夢枕獏)オスマン帝国の建築家です。スレイマンモスクの建築をしました。
「黒王妃」(佐藤賢一)カトリーヌ ドゥ メディシスですね。
「ペスト」(デフォー)17世紀の英国です。
「暗黒」(イラーセク)フス戦争後の18世紀のチェコ史です。
「小説フランス革命」(佐藤賢一)
「死刑執行人サンソン」(安藤正勝)ルイ16世の首を切った人です。
「ナポレオン」(佐藤賢一)
「黒い悪魔」「褐色の文豪」「象牙色の賢者」(佐藤賢一)ナポレオンに仕えたデュマや、作家のアレクサンドル・デュマなど三代を描いています。
「戦争と平和」(レフ トルストイ)ナポレオンのロシア侵攻ですね。
「ボスニア物語」(イヴォ・アンドリッチ)ナポレオンが没落する1814年までの活動を描いています。

「ラデツキー行進曲」(ヨーゼフ・ロート)ハプスブルク帝国の崩壊を描いています。
「西部戦線異状なし」(エーリヒ マリア レマルク)大戦
「パイドパイパー」(ネビル シュート)大戦後に故国を目指す難民たち
「誰がために鐘は鳴る」(アーネスト ヘミングウェイ)スペイン内戦です。
「ブリキの太鼓」(ギュンター グラス)ナチ下の小市民生活を成人の精神を持った幼児の視点で描きます。
「小説ムッソリーニ 世紀の落とし子  四部作」(アントニオ スクラーティ)
「イワン・デニーソヴィチの一日」(アレクサンドル・ソルジェニーツィン)ソ連の強制収容所での一日。

「影の王」(マアザメンギステ)イタリアのエチオピア侵攻に立ち向かう戦争を題材にしています。
「ジャンプ」(ナディン ゴーディマー)アパルトヘイト全廃後の混乱を描いています。

「K 消えた娘を追って」(ベルナルド クシンスキー)ブラジル軍政下で妹が失踪した実話を元にしています。
「この世の王国」(アレオ カルペンティエル)ハイチが舞台です。

「シッダールタ」(ヘルマン ヘッセ)ブッダになる人の生涯です。

「妟子」(宮城谷昌光)春秋戦国の時代です。
「始皇帝」(塚本靑史)
「霍去病」(塚本靑史)
「王莽」(塚本靑史)
「草原の風」(宮城谷昌光)後漢の始祖 光武帝の青年時代
「光武帝」(塚本靑史)
「三国志」(北方謙三)
「煬帝」(塚本靑史)
「李世民」(塚本靑史)
「則天武后」(塚本靑史)
「唐玄宗紀」(小前亮)玄宗皇帝
「玄宗皇帝」(塚本靑史)
「安禄山」(塚本靑史)
「チンギス紀」(北方謙三)
「西太后」(ユンチアン)
「ワイルドスワン」(ユンチアン)近現代の中国を舞台にした自伝です。
「人間の条件」(アンドレ・マルロー)1927年の上海を描いています。
「マオ」(ユンチアン)
「神なるオオカミ」(姜戎)文化大革命期に内モンゴルに放逐された人の話)
「空山  風と火のチベット」(阿来)1950年代から1990年代のチベット
「ペリー」(佐藤賢一)

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