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皆伝 現代文

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大学入試に必要な現代文の知識、学習法、読解法、設問の解法を書いていきます。高等学校の新課程にあわせた記事も書いていく予定です。
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2022年11月の記事一覧

皆伝 現代文 読解01 文章の構造/構成について

「テーマ=文章で書きたいこと」は、小説でも評論でも題名に書かれていることが多いんです。評論の場合は、題名と、最初の段落の一行目、最後の段落に書かれていることが多いですね。 「文章全体の意味」を理解するためには、下記の個所を読みましょう。こういった箇所がキーセンテンスです。             タイトル-主題/テーマです。何について書くかがわかります 第1段落の冒頭-全体に関しての意見       最後の行- この段落に関しての意見 第2段落の冒頭-この段落に関しての意見

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皆伝 現代文 読解00

読解とは、文章を読んで意味、構造がわかることです。 文章を理解・読解できていれば「うんうん、そうだね」と同意したり、「いやー、違うんだよなあ」と不同意をしながら読むことができます。 さらに、心情としてプラス/⊕か、マイナス/⊖かのどちらか、たとえばプラス/⊕の共感やマイナス/⊖の忌避か、プラス/⊕の肯定かマイナス/⊖の否定かを感じられるということです。 例えば、 「温暖化を抑止するためにメタンの排出も減らす必要がある。従って、牛のげっぷを減らすために、げっぷの出にくい低価格

皆伝 現代文 知識04 文法

偏差値50以下、50前後の大学では文法が出題されることもあります。中学校で学んだと思いますが、復習しましょうね。 主語 述語 目的語 主部 述部 聞いたことはあるけど、説明はできない。 こういう人はたぶん、中学の時にはすでに日本国語/現代国語/現代文が苦手だったと思います。 中学校か小学校の内容からおさらいしてください。 皆伝 現代文は大学受験で出題される文法、そこに関わることに絞って書くので、小学校、中学校の総復習はしません。 「中学国語をひとつひとつわかりやすく。改訂