春は夕暮れ 星の花降る夕庭
今日はいい季節なので庭の話。
桜の咲くころ、地面の上は花韮という花でいっぱいになる。ネギの匂いがするけど食べられるというものではない。この時期にパッと花を咲かせて、それは6弁の花だから決して星型ではないのだが、青白い白は、夕暮れに見るとちょっとミステリアスな光を放って浮かび上がる。
この時期の夕刻は長い。
日が沈んで、まだ長い間明るさが残っている。逢魔が時とか言われる時間だ。
毎年、この春のこの花の咲く時期を愛でている。
この時間の水面も趣きがある。 ビニールシートで作ってある池で、ハシが隠れてないのが興醒めだけど、そのうち草で覆われるだろう。
この時間はちょっとした瞑想タイムだ。
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