![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18282705/rectangle_large_type_2_9d21858eb7ecdbeedc671128cf7fba35.png?width=1200)
外部に原因を求めても結果は何ひとつ変わらない
Twitterに漫画を投稿したら、13,000リツイートをいただいた。
次に投稿した漫画は6,000リツイート、その次は5,000…
「かいちの幸せの見つけ方」というコンテンツ。
ボクの実体験を交えた、幸せになるための考え方、行動の仕方が描いてある漫画だ。
この漫画はイケる。需要がある。
そう確信した。
でもそれ以降、投稿する度に数字はどんどん落ちていった。
やっていることは変わらない。
でも数字は、漫画を投稿するたびに落ちていく。
なぜ数字が落ちていくのか考えた。
内容の良し悪しは関係ある。
毎回多くの人に共感されるものを書くのは至難だ。
だが、それにしてもだった。
一定の数字はキープできていたのに、そのキープラインがどんどん下がっていく。
ボクは原因を外部に求めた。
フォロワーさんが発信をやめているのではないか
Twitterのトレンドが変わったのではないか
などと仮説を立て、調べてみた。
事実、ボクがターゲットにしていた人たちの何割かは、いつのまにか発信をやめていた。
フォローはしてくれたまま、Twitter上にはいないのだ。
Twitterの流れも、以前とは明らかに変わっていた。
それまでは有益情報をシェアしていく風潮だったのが、有益疲れなのか、逆張りなのか、「有益な情報ばかりではダメ」といったTwitterを多く見かけるようになっていた。
決定的だったのはインプレッション。
漫画投稿のインプレッションを見てみると、同じくらいの数字がとれているものでも、直近のものはインプレッションが明らかに落ちていた。
今までこの漫画を読んでくれていた層の何割かがいなくなったのだ。
だから上手く伸びなくなったんだ。
そう決定づけた。
決定づけてから、ボクの手は止まってしまった。
伸びなくなったのを、外のせいにしたからだ。
Twitterの方が変わったんだ。
投稿しても仕方ない。
そんな弱気な思考になってしまった。
外部に原因を求めても、結果は何ひとつ変わらない。
ーーー
原因を外に求めてしまうと、結果が出ないのを外のせいにしてしまうことがある。
そうなってしまったら最悪だ。
自分は悪くない。
外部の環境が変わったんだ。
ならいくらやっても意味がない。
心の弱い人なら、そう考えてしまうだろう。
ボクもその1人だった。
この時のボクは気付いていなかった。
そういう思考に陥って、手を止めてしまうことが何より最悪なのだ。
外部の原因は、自分でコントロールができない。
コントロールができないから、ついつい「自分にはどうしようもない」と考えてしまう。
でも、どうしようもないからと手を止めてしまっては、自分はいつまで経っても前に進まない。
手を止めたまま、結果を出せるわけないからだ。
結果を出すには原因を追求して、自分の行動を改善していかなければならない。
外部に原因があろうと、結果を出すには自分の行動を変えていくしかないのだ。
ーーー
ボクはすっかり弱気になってしまっていた。
「かいちの幸せの見つけ方」を更新するモチベーションがすっかり下がってしまっていた。
どうせムダだ。
でもそんなこと言ってても現状は変わらない。
そのこともわかっていながら、どうすれば良いかと自分に問いかけては、思考停止を繰り返していた。
そんな中、ボクに一歩踏み出す勇気をくれたのは、「かいちの幸せの見つけ方」の読者さんからのメッセージだった。
ボクの漫画を読んでくれていた人たちから、ぼちぼちメッセージが来るようになっていた。
ボクの漫画を読んで、
一歩踏み出すことができたとか、
新しいことに挑戦してみたとか、
以前ボクの漫画を読んでくれていた人たちが、確実に前に進んでいて、その報告が次々とボクのもとに届いたのだ。
仕事を辞めてフリーランスに挑戦した人や
動画配信が止まっていたけど復活した人、
めちゃくちゃ美人の被写体モデルからもお声をいただいた。
みんな、ボクの漫画が好きなのだと
勇気をもらえるのだと、
そうボクに伝えてくれた。
ボクはただただ嬉しくて、嬉しかった。
同時に、
数字が伸びないからと、漫画の更新を止めていた自分が少し恥ずかしくなった。
数字が落ちても、読んでくれる読者さんはいるのだと、
ボクの漫画を待ってる人は確実にいるんだと、
皆さんからお声をいただくことで実感することができた。
ボクはまた一歩踏み出した。
数字は取れなくても構わない。
更新し続けていれば、きっとまた誰かに届く。
救われる人はきっといる
そう信じて、「かいちの幸せの見つけ方」をまた更新することにした。
手を動かしていれば、見えてくることもある。改善点もきっと見つかる。まずは動かすこと。手を止めないこと。
ボクは再び動き出した。
外部に要因をもとてめても結果は変わらない。
結果を作るのも、変えていくのも、自分自身だから。
自分で動いて、変えていくしかないのだ。
結果が出ないのを何かのせいにしたくなったら、もう一度見つめ直すといい。
それで何が変わるのか、考えてみたらいい。
選択肢は、おのずとひとつになるはずだ。
自分で行動することでしか、現状はかわらない。
サポートでいただいたお金は全て創作活動に使わせていただきます!必ずいい作品をお届けします!