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【読書感想文】 『「後回し」にしない技術』 中編:自分を檻に閉じ込める

おはようございます!

今回も、『「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法』の刺さったポイントを解説していきたいと思います。


ちなみに、前回はこちらからどうぞ!



②やらざるを得ない環境づくり(事前措置戦略)が大事

心理学では、環境をコントロールすることで自分をコントロールすることを「事前措置戦略」と言います。

自分はこの本を読む前から、「事前措置戦略」を意識していました。

・寝る前にベッドでスマホを触らない為に、スマホをタイムロックコンテナに入れてから寝る
・就寝時間(21:30〜4:45)の間はスマホを休止モードにして、SNSやネットサーフィン、動画視聴をできなくする(休止モードのパスコードは他人に設定してもらうことで、自分で解除できなくする)
・本を読みたい時には、スマホは車に置いて、カフェに本とラインを引くペンだけ持っていく

スマホに負け続けた人生なので、対スマホに特化した事前措置戦略になっています。

これを行った結果、多少の不便はあるものの、スマホに依存する生活からは脱却することができました。

ですが、本書で紹介している事前措置戦略は、自分なんかの遥か上を行っています。

背水の陣を敷く

背水の陣、背水の陣を敷くとは、決死の覚悟でことに臨むこと。中国戦国時代の兵法書『尉繚子(うつりょうし)』にその戦法が著されているが、前漢の将軍韓信が趙と戦ったとき、川を背に陣を敷いて逃げ場のない状況を作り、兵士を鼓舞して勝利したという『史記』の故事がよく知られる。

笑える国語辞典を参考 https://www.waraerujd.com/blank-939

本書では沢山の背水の陣を敷いた事例が紹介されています。

退路を断つために、渡ってきた橋を落としたナポレオン。

海を渡って上陸した時に、自分たちが使った船を焼くヴァイキング。

禁煙のために、タバコどころか火すらない無人島で生活を始めたヘビースモーカー。


背水の陣を敷く人達を、著者はこの様に評しています。

背水の陣を張って戦う人と、こっそり退路をつくっておく人とでは、多くの面で違いが出る。目の色も違い、態度や行動も違う。その違いが、勝敗を分けるのだ。


自分を「檻」に閉じ込める

やりたくないことを遠ざけて、やるべきことに集中するために自分を「檻」の中に閉じ込める。

絶対に何か成し遂げたいことがある人は、勇気を持ってこの檻の中に入ることができると思います。そして、檻から出た時に、そこからの景色や自分のいる位置は大きく変わっていると思います。


自分は最近、「これをやるぞ!」ということがある時は、

仲間内のチャットに①やることと②締め切りを宣言する様にしています。

例えば、「今日の12時までにnoteを1つ投稿する!」といった感じです。

これだけでもかなり効果があります。


ここに更に負荷を上げて背水の陣を敷くとしたら、

その作業中はスマホの電源を切って、耳栓をして作業をしたり、

もし1分でも遅れたら、チャットグループのメンバー全員にスタバのギフトカードを配る

といったことをすると、更に尻に火がついて作業速度や集中力が上がる筈です。


もし、「何が何でもやるんだ!」ということがある人は、やらざるを得ない環境という名の檻の中に自分を閉じ込めることをオススメします。

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