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八方美人は身を滅ぼす 【1ヶ月書くチャレンジ:22日目】

ライターのいしかわゆきさんの著書『書く習慣』の巻末に掲載されている「1ヶ月書くチャレンジ」に触発されたので、noteとTwitterを併用してチャレンジしています。

1ヶ月書くチャレンジ22日目のテーマは、『人付き合いで1番大切だと思うこと』です。

自分が「人付き合いで1番大切だと思うこと」は
「八方美人にならないこと、大切な人との時間を大切にすること」です。

嫌われたくない

自分は小さい頃から「みんなから嫌われないようにしよう」っていう思いがいつもありました。
自分が5歳のときに弟が産まれて、「よし、いいお兄ちゃんになろう!」っていう思いが芽生えました。その思いが段々と、

いいお兄ちゃんになろう!

いい人になろう

みんなのお手本になろう



みんなから嫌われないようにしよう

と変化していったのだと思います

そのおかげで学生時代はクラスメイトから信頼を得て学級委員長によくなっていました。今となっても、職場で誰も手を挙げないような仕事を率先して引き受けたりしています。

そうなってくると、ふとした時に、「自分はなんでこんなことをしているんだろう」と我に返る瞬間があります。「な〜んでこんな仕事を引き受けちゃったんだろう」とスケジュール表やあっという間に過ぎ去る時計を眺めて呆然となります。

人付き合いにおいても仕事と同じで、八方美人に振る舞っていると、気づいたら参加したくもないバイト先やサークルの飲み会の誘いを断れずに向かっている自分がよくいました。

八方美人に振る舞うと相手に合わせる為に、常に素の自分以外の自分で居続けなければいけません。
人と会う度に常に頑張る必要があるため、段々と人付き合いがしんどくなります。
そうなると、本来は自分が悪いのに、「なんでこいつの為に俺がしんどい思いをしなくちゃいけないんだ」と相手を逆恨みしちゃったり、最終的に人付き合い自体が嫌になってしまう。

はい、自分の経験談です。

そうなると、本来自分の好きな人との付き合いさえ失ってしまうので、それは勿体ないし申し訳ない。

八方美人から、一方集中型の等身大の人へ

なので、無理して八方美人を目指してしんどいなら、無理せず等身大の自分でいましょう。等身大の自分を好きでいてくれる眼の前の人を大切にしましょう。


八方美人が360度だとしたら、一方は45度、だいたい前を向いてパッと目に入る視野角です。

これまでの8分の1のエネルギーですみます。そして、自分を好きでいてくれる一方の人に充分な愛を注いでしっかり付き合っていけば、良好な人付き合いができるのかなと思います。

SNS疲れ

最近はSNSだなんだかんだで、いつでもどこでも誰とでもいつまでも繋がれちゃいます。そして、SNSに投稿する写真や日常はその人たちの「最高の1枚」「最高の瞬間」なんだそうです。そんな最高の瞬間は素敵だなぁと思う一方で、眩しくて眩しくて仕方がありません。

なので、変に取り繕って「自分もキラキラしたBBQの写真をUPするんだ!」と息巻いて、他人の最高の瞬間に無理に挑もうとするよりも、等身大の自分を好きでいてくれる人との時間の量や質を上げてお互いに良い時間を過ごしていきたいなと思いました。


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