思い込みに呑み込まれない
現在進行系で読んでいる『LISTEN』という本。
これが面白い!
まだ3分の1程度までしか読んでいないですが、とても面白いです。
聞く力、傾聴力は『7つの習慣』でも取り上げられているように、非常に重要な力ですが、なかなか蔑ろにしちゃいます。この本で傾聴力のレベル上げをしていきたいです。
中でも印象的だったのが、「人間は無意識のうちに、自分の先入観に合ったものだけに耳を傾け選択的に聞くようになる」という話。
違いを認め受け入れることで、人は学び、理解を深めるのです。
先入観を大雑把に当てはめたり、集合的に考えるのは、「聴くこと」を邪魔します。こうした先入観は、自分や他の人の個性を発見しにくくしてしまうのです。
私たちは、反射的に自分はわかっているという幻想を持つ傾向があります。そのために、耳を傾けたいという気持ちや好奇心が弱まってしまうのです。無意識のうちに、自分の先入観に合ったものだけに耳を傾け選択的に聞くようになります。自分の先入観に沿った言動を相手がするように促してしまうことだってあり得ます。
先入観に支配されると、気がつくと知識や情報が古くなってしまったり、間違った情報を鵜呑みにしちゃうこともあると思います。
とはいえ、人間は選択するエネルギーを消費したくないので、深く考えずに先入観や思い込みで行動してしまいます。
なので、先入観や思い込みに呑み込まれずに、定期的に情報のアップデートをしたり、ゼロベースで考えないといけないなぁと思いました。
その時も、自分で調べると自分に都合の良い情報ばかりを集めてしまいがちなので、他の人の意見を取り入れることが重要になると思いました。
また、人間は誰しもが、距離が近い人には思い込み=「近接コミュニケーション・バイアス」を持ってしまうということがありました。
第三者から距離の近い人の印象を聞くと、思いも寄らない答えが返ってきたりするのはそれが理由だと思います。
そして、これは日々の行いについても同様なことが言えるなと思いました。
毎日行うルーティーン的な作業ほど、先入観を取っ払って疑ってかかるのが重要かもしれないと思いました。
自分は毎朝店の掃除をしています。そのときにただ掃除をするのではなく、
「そもそもこの朝の掃除って必要?」
と掃除の原因をどうするかを考える。
そう考えることで、思わぬことに気づけたり、抜本的改革ができるかもしれないと思いました。
何事もそううまくはいかないけれど、考えて行動して気づくことに意味があるのかなと感じています。
本から得た学びを実践して、その学びを別方面にも転化できるようになりたいなと思いました。
まずは、『LISTEN』を読み終えたいと思います!
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