社会規範と市場規範

朝のルーティンをいつものように行い、
さらに今日は仕事に余裕があり、読書に励んだ。

読んだ本はダン・アリエリの『予想通りに不合理』。
行動経済学についての話で、今日読んだ部分は、
我々は市場規範と社会規範の両方規則の下で生きていかなければならないという事である。
その中で、クッキーを1セントで売っている場合とタダで配っている場合を比較した実験がある。
前者の場合に市場規範が働き、後者の場合は社会規範が働き、前者の方がクッキーの減りが多かったという。両者ともクッキーを得るという目的は変わらないが、前者は自分の好きなだけ得て後者は次の人を考えてほとんどの人が1人一つだった。

これはついこの間まであったコロナ対策の物品の買い占めにも関係があるのではないかと思った。
最近消毒液が市役所で配られる自治体ができたが、薬局では買い占めるのに、市役所に取りに行く人はそこまで多くない。

行動経済学は面白いと感じた1日だった。

明日から土日だが、明日は約2ヶ月ぶりのお酒を飲もうと思う。ビールに旨味成分はないというが、今飲んだらどんな味に感じるのか楽しみだ。

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