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3連休は理想の1日を過ごしてみよう/2023.07.15、16、17

金曜日の夜になると、週末は何しようか考える。
考えるといっても、やることはだいたい決まっている。

平日できなかった家事をして、来週noteに公開する記事を書いて、作品を作っている。
やることが終わってしまえば、寝る時間までスマホや見逃したドラマを見ている。
そんな毎週末を送っている。

でも今回は3連休。

2日間の休みなんて、あっという間だ。
休みだ!、と思ったら、もう日曜日の夕方になっている。

早くない??
と明日から平日が始まると思うと、憂鬱になってしまうことがある。

さて明日から、何して過ごそうかな。
机の上に開いていた、やりたいことを書き留めているロルバーンのノートを見た。
ページをめくっていると、気持ちが落ち込んでいるときに書いたページを見つけた。

会社やシェアハウス、社会に不満をぶちまける内容がびっしり書かれていた。
ノートにぶちまけたことによって、そのとき多少は楽にはなったけど、今も思い出すと不満がふつふつと湧き上がっている。

読み進めていると、あたしはこういう生活を送りたいんだよ、という理想の1日が書かれていた。

朝6時に起床して、午前中は仕事をする。
事務作業をして、執筆作業をする。

午後は打ち合わせや外せない仕事がなければ、映画や舞台を見たり、美術館や博物館に行ったり、美味しいものを食べたりなどをする。

夜は再び執筆作業をして、22時に終了。
寝る前にドラマを見たり、手帳に何か書いたりして、就寝。

もし大きな仕事があって、朝から晩まで仕事しないといけない時期の場合、それが終わったら2週間休みをとっていい。
その期間は旅行したい。

こんな生活を毎日できたら最高なんだよなあ、と読み返しながら思った。

毎日、ギュウギュウの電車に乗って会社に行き、ルーティン化した変わり映えしない仕事をして、またギュウギュウの電車に乗って家に帰り、ほんのちょっとの時間に作家活動をして、寝る直前までYouTubeを見て終わる。

これはあたしが望んでいた生活ではない!

1日でも良いから、ノートに書いてある生活を過ごしてみたい。
というか、明日から過ごしてみちゃう?

朝と夜に作家活動をして、午後はあたしがノートに書いたやりたいことをする。

やってみよう。
やってみようじゃないか!

というわけで3日間のスケジュールを決めて、次の日から実行した。


7/15

午前中は来週noteに公開する記事を2本書いた。

そのあと先日、推しているアイドルのライブグッズを手放したが、まだまだ手放さないといけないものがあったので、再び買取店に行ってきた。
今回はたくさんのグッズを手放したので、買取額が2万円以上になって驚いた。

手放し終えると前々から食べたかった、買取店から少し歩いたところにある美味しいかき氷屋のかき氷を食べに行った。
1杯2,000円するかき氷だったが、あたしにはさっき手放したときに手に入れたお金があったので、躊躇せず注文して食べた。

かき氷の上にたっぷりのった甘いとうもろこしと甘塩っぱい醤油黒みつみるくのシロップとの相性が良くて、もりもりに盛られていたかき氷はあっという間になくなった。

隣の席に座っていた女性は2杯食べていたので、2杯頼めば良かったと思った。

美味しかったあー

夜は夏に公開予定の小説のあらすじや登場人物を考えた。
それが終わって、夏バテでヘロヘロになっている体にパワーをつけようと思い、ステーキを食べた。


7/16

午前中は昨日書いた航櫂日誌の推敲をして、小説を少し書いた。

午後は春ごろに予告をしていた展覧会が、今月からスタートされたので、それを見に東京駅に行った。
展覧会のタイトルは「甲斐荘楠音の全貌ー絵画、演劇、映画を越境する個性」
女性の肌の質感がリアルで、まるで自分の裸を描かれているんじゃないかと、見ていて恥ずかしくなった。

最後に見た作品の女性の顔が楠音にそっくりだった。
その絵の近くには、実際に絵と同じポーズをする楠音の写真があったが、なんて色っぽい女性なんだと惚れそうになった。

入り口で見た作品が、帰る時に見ると、その女性は楠音にしか見えなかった。

最初と最後に見たときの印象が変わった

家に帰る前に、食べてみたかった二郎系ラーメンを食べた。
初めてのコールが言えるかソワソワしたが、言えることができた。
自分好みにカスタムされたラーメンを食べれて幸せだった。
分厚い豚肉を食べれて最高だった。

夜は小説を書き上げることができた。


7/17

3連休最終日。
朝は土日に書いた航櫂日誌を1本公開した。

お昼は新宿にフラッと出かけた。
よく行く店を見て、お腹が空いたので新宿高島屋の地下にあるたいめいけんのオムライスを食べた。
そこに行くと満席だったが、少し待ったらすぐ案内された。

注文したのはチーズオムライス。
テーブルの上に、シンプルだがそれが美しいオムライスが皿の上にのってやってきた。
スプーンで一口すくうと、オムライスの中からチーズがビヨーンと伸びた。

伸びたチーズをスプーンに絡め取って食べると、幸せな気持ちがじんわりと心の中心から広がった。
いつかたいめいけんのオムライスを食べたいと思っていたから、今日食べれて良かった。


そんな感じで3連休の夜を迎えた。

理想な1日を3日間過ごしてみて、幸福度はいつもより上がった。
それはそうだ。
自分が好きなことをしてきただけだから。

毎日こういう生活ができたら良いのに……。
もう1日、もう1週間、もう1年、一生この生活を続けたい。

でもそうするには、平日の昼間の生活を変えないと。
改めて、自分の夢を絶対叶えようと思った、3連休だった。

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