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18歳成人について

こんにちは。
かいです。

今回は「18歳成人について」というテーマで執筆します。


18歳成人で変わること

今年の4月1日から新民法が施行され、満18歳以上の人が成人と扱われます😳

つまり成人年齢が20歳から18歳に変わるということです‼️


これにより、下記のように社会制度が変わります。

✅18・19歳が単独で契約を締結することができる
✅有効期間10年のパスポートを取得できる
✅性同一性障害による性別変更の申し立てができるetc成人





今までは20歳にならないと単独でクレカを作ったり、ローンを組んだり、住居を借りたりできませんでした。

しかし改正民法によって18・19歳の人でも親などの承諾なしに単独で契約を締結できるようになりました😆


またパスポートについても今までは5年間有効のものしか取得できませんでしたが、10年間有効のものも取得できるように変更となりました‼️

さらにジェンダー問題に関する点でも、改正民法によって18.19歳でも性別変更の申し立てをできるように…😳


このように多くのことが変わります😊


今までと同じこと

18歳成人で多くのことが変わる一方で、変わらないものもあります。

・飲酒、喫煙
・ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース)
・少年法の扱い(※)


上記に挙げたものは全て20歳を基準としています。

飲酒・喫煙に関しては18歳より成熟した20歳の方が健康に害を及ぼしづらいという理由で…
ギャンブルに関してはギャンブル依存症対策の観点からという理由で…
少年法に関しては、私もなぜかあまり分かりません😅す


※ 事件を起こした18.19歳を厳罰化する改正少年法も4月1日に施行。

少年法では『18.19歳を「特定少年」と位置づけられ引き続き保護されますが、原則として家庭裁判所から検察に送り返す事件の対象が広げられ、17歳以下とは一部異なる取り扱いになります。』
引用:NHK



18歳成人のメリット

✅今より18.19歳の自由意思が尊重される
✅契約が円滑にできる

今まではどんなに契約したくても親などの同意が必要でした。

しかし今後は1人で有効な契約をできるようになるので、18.19歳の自由意思が尊重され、円滑に契約締結をすることができるようになります‼️


18歳成人のデメリット

❎未熟な18.19歳の人に対して今までのような法的保護ができなくなる

今までは「未成年者取消」で18.19歳が単独で契約したものに対して親が取消をすることができました。
これにより詐欺師などから保護することが可能でした。

しかし今後は保護が無くなるので、まだ未熟な18.19歳に対して詐欺を働く者が増えて、今よりもトラブルに巻き込まれる可能性があります💦


メリットを活かし、デメリットを減らす方法

ではどのようにしたらよりメリットを活かし、デメリットを減らせるのでしょうか?!🤔

私は義務教育期間中に「民法(総則)」の詐欺・強迫、制限行為能力者、錯誤、代理について教えればデメリットを減らせると考えています‼️


私自身現役(18歳)で大学の法学部に入学しましたが、入学してすぐにこの分野を学べたことでトラブルを回避することができました‼️

その実体験からこう思いました。


最後に

成人年齢が18歳に引き下げられることは良いことだと思います。

一方でまだ未熟な18.19歳を如何にして法律的に保護するかという問題もあります。


未熟に漬け込んでくる大人から身を守るためにも、ぜひ義務教育などで民法を教えて法律リテラシーをつけてもらいたいものです‼️


最後までお読みいただきありがとうございました😊


【参考文献】


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