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伝説の7大投資家(ジェシー・リバモア編)

こんにちは。

かいです。



今回も、「伝説の7大投資家」を読んで参考になったところを箇条書きにしてまとめたものを紹介します。


ジェシー・リバモア

「ウォール街伝説の投機王」




リバモアは算数や数学の得意な少年。
リバモアは父のように農作業で生きていくのではなく、頭を使って成功や富、名声を得るために家を離れる決意をしている。
リバモアは誰よりも早く出社するなど真面目な性格で、かつ仕事のすべてが大好きだった。
最初はわからないままチャートの数字を書いていたが、株の値動きを自分のノートに細かく記録してはその変動を追い続けていた。

「株価が変動する姿のみに意識を集中せよ。変動の理由に気を取られるな」


株価の上げ下げの理由はさまざまに語られる。しかし、その理由は現実には無数にあり、たとえ正確な理由が分かったとしても、それはすべて後付けにすぎない。


大切なのは、現実の数字に目を凝らし、その動きを正確に読み取ることだけだ。


まだ10代半ばのリバモアが注視していたのは、市場そのものの動きであり、現時点での事実のみだった。
市場が間違ったわけではない、トレーダーが間違いを犯したからだ。

「市場が発信する論理的に間違いのないシグナルを確認して行動する」という原則を常に意識していた。

相場で成功したければ、希望など捨て去ることだ。
ただひたすら数字の動きを見つめ、事実のみを直視する。


リバモアにとって株式市場は「しっかり勉強しなくちゃいけない相手」であり、それも「生半可なやり方じゃなく、腰の据わったやり方」で取り組むべき相手だった。

相場に限ったことではないが、最終的な成功を勝ち取るためにはたゆまぬ分析や、ひたむきな勤勉さが欠かせない。

投資の世界で多くの人が失敗する理由の一つとして「人間の欲には際限がないからだ」とよく言われる。

「市場で自らを鍛え、何かを学び取りたいと念じるなら、身銭を投じて、自分の手口を注視し、失敗から教訓を得ることだ」

頭で考えるだけ、言葉にするだけなら誰でもできる。そこに実行が伴って初めて知識やアイデアは真に誇りえる経験となっていく。

「相場に勝つ必要はありません。勝たなければならない相手は私自身、自分の中の感情の起伏です。」
「市場は常に、絶対的に正しい。それに対して人間は、しばしば誤った予想を抱き、進む道を誤る。」

相場で勝つためには、3つのことが必要。
① タイミング
② 手持ち資金
③ 冷静さを失わない自制心(3つの中で最も重要)

相場で勝つためには徹底した研究と、己の感情をコントロールすることが必要。


市場の動きを確認するために小口の打診をする、相場の大きな展開を辛抱強く待つ。
最初アクセルは小さく踏み、タイミングを見計らって大きく踏む。
小さな額で取引する理由は、自分の判断が正しいか確認するため。

相場師には忍耐が必要


寄ろうと反対に株価が動いたらすぐに損切り。
次のタイミングまでひたすら待つ。

「休みなく相場を相手に勝負し、勝ち続けるのは不可能であり、またそうするべきではない。」

リバモアは、ときには「休暇」が必要と考えていた。


「誰であれ株で利益を得ようとするなら、資金を遊ばせる時期を設けなければならない。時にはすべての資金を引き揚げ、再度船出する時期を待つのだ。時間と金は全くの別物であり、時間は時間、金は金という意識を忘れてはならない。」

ウォーレン・バフェットの大原則
① 損をしないこと
② その原則を忘れないこと

この原則を破った時、人は窮地に陥ることになる。

リバモアの原則
① 相場は誰とも組まず一人でやる
② 内部情報や極秘情報を信じるな

「情報はすべて危険である。情報はあらゆる形態を装い、採用を持ち掛ける。」

信じるのは株価が示す事実のみ。

リバモアルール
取引開始から10%以上の損が出たら、その時点で手じまいする。


いつ手放すか、あらかじめ明確な基準を持つと同時に、それを厳しく守ることが重要。

損失が出るということは市場に非があるわけではない。判断を間違えた自分の問題だ。
だとすれば「最初の判断が間違っていた」ことを潔く認め、さっさと損切りして、その銘柄と決別するのが賢明な選択というものだ。

経営でも戦争でも最も難しいのは撤退や退却である。

群れから離れるのには勇気が必要だ。かといって、その先に破滅が見えているにもかかわらず、そのまま群れと進む方がはるかに怖い。

投資においても、生きていくうえでも最も厄介なのは人間の感情というやつだ。


以上です。

リバモアは株式投資で重要な「損切り・感情・群れない」ことの重要性について教えてくれた気がします。

やはり人間の感情は様々な面で悪い状況を引き起こすので、これを機に意識していきたいと思います。


次回はピーター・リンチについて紹介します。


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