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エンジニア歴4年30代半ばの転職活動振り返り~SESからスタートアップへ~

今年(2022年)の8月から新しい職場で働いているのですが、こちらの会社に転職するまでの道のりや考えたことなどを備忘録的に残しておきます。ゆるくカジュアル面談をしていた時から数えると、1年近く転職については考えてましたので、同じように転職を考えてる人の参考になれば嬉しいです。


自分の簡単な経歴

まず初めに転職活動を本格的に始めた時の自分の経歴について、簡単に紹介します。

営業、ライターを経てWebアプリケーションエンジニアになって4年が経ったくらいでした。
最初の2年はtoB向けの自社サービスを運営してる会社で働いており、フロントエンドもバックエンドも両方やっておりました。(というかサービスの作り的に分かれておりませんでした。)
その後の2年数ヶ月はSESの会社で働いて、様々な案件(自社でプロダクトをやっている会社、受託開発、ある会社の新規事業)に携わらせてもらいました。こちらの会社ではWebフロントエンドがメインでバックエンドは少しだけという感じです。
また、このSES会社は複業を認めてくれていたので、このSESの会社で働いてる間に3つほどの案件に複業で関わらせてもらいました。

転職を考え始めたきっかけ

SESの会社や複業で色々な案件に携わる中で、自分は"ただ言われたものを作る"だけでなく、"どうしたらプロダクトがより良くなるか"を議論したりしながら作るのが好きということがわかりました。

そして、そういう環境かつ自分が興味を持っている事業領域、また自分自身もユーザーとなれるような身近なテーマのサービスだとより楽しいということもわかりました。

だったら、SESの会社にそのままいるのではなく、そういう会社に転職しようと考えました。また、自分自身3年以上1つの会社にいたことないのもあり、次は長く事業に関わりたいと思えるかというのも大事にしてました。そして事業のために頑張る中で自分のスキルの幅も広がるとよりいいなぁという感じで考えてました。なので、必要とあれば自分の得意領域以外もやるという気持ちを持てるくらい事業やビジョンに共感できるとなおいいとも思ってました。

どんな事業・サービスに関わりたいか探す

最初のイメージ

転職を考え始めたきっかけから考えると、自社でプロダクトを持っている、自分が興味を持っている事業領域や自分もユーザーとなるような身近なプロダクトを運営してる会社というのが一番の軸となるわけですが、正直にいうと、最初の時点ではどういう業界やプロダクトに関わりたいかの具体的なイメージはできてませんでした。

自分がなんとく興味ありそうな業界だったら、サッカーか飲食かなぁ思って調べてみましたが、いい感じのところが見つかりませんでした。(探し方が悪かったのかもしれませんが)
サッカーに至ってはエンジニアを募集してるところがそんなに見つからなかったですし、飲食は飲食店の予約管理とか飲食店側のDXしかやっていなさそうなところしか見つからなくて、なんか違うなかぁと思ってしまいました。(最終的には飲食に関わることになるのですが。)

自分の興味あるところを見つけるために

検索してもいまいちピンとくるところがなかったので、転職系のサービスに登録しておいて、その中でスカウトもらったところで興味があるところはカジュアル面談をしてみることにしました。そして、可能な限りサービスは触ってみることにしました。(ゆるくカジュアル面談を始めた時から考えると50社くらいはカジュアル面談しました)

その中で興味を持ったところはどんなところに興味を持ったのかをメモなどに残すようにしてました。選考に進んだ時にけっこうきかれますし。

また、普段生活してる中で、このプロダクトいいなとか思ったものはどこが作っているのかとか調べましたし、どこがいいと思ったかとかメモしたりしてました。(これは普通に楽しいのもある。)

色々見た中で見えてきた興味ありそうなと事業の共通点と転職活動の軸

色々みた中で興味ありそうな事業の共通点としては以下です。

  1. 自分や身近な人がユーザーになるサービス

  2. リアルなビジネスと結びついてるとよりいい

  3. エンタメとかではなく社会で自然と使われてるサービス(1と近いかもですが)

そして、転職活動の軸としては、大きく以下の2つでした。

  1. 自分が関わりたいと思う事業をやっている自社サービスの会社

  2. 役割が限定されすぎない(Webフロントエンドの人はそれだけやってればいいとかではなく、興味あるところには手を伸ばしてくことを推奨されている)

その他にも出社が多すぎないかとか、給料、人が合いそうかとかなども見てはいました。逆にあんまり見てなかったところとしては、技術スタックとかです。

少し悩んだエントリーする職種

元々はWebフロントエンド中心のエンジニアで考えてましたが、転職ドラフトで複数PdMのスカウトも来たことから、PdMのキャリアもあるのかと思い始めました。。将来的には興味あるし、むしろやってみたいのですが、今挑戦するべきなのかというところで悩みました。
結論、今回はエンジニアでエントリーしていくことにしたのですが、主な理由としては以下でした。

  1. 人間関係もできてない中で初めての職種かつPdMはハードルが高い

  2. エンジニアをもっとやりたい

転職活動で使ったサービス

転職活動でメインで使っていたサービスとしては、転職ドラフトとLAPRASです。あと、最初に自分が考えてる方向性の相談や最終的な意思決定の相談を知人のエージェントさんや各転職サービスのエージェントさんにしました。

転職ドラフト

転職ドラフトにはかなりお世話になりました。(最終的に転職ドラフト経由の会社さんではないのですが。。)レジュメの添削がありがたいのと、スカウト来る時に、年収が提示されている&なぜスカウトをくれたかの話を丁寧に書いてくれているので、安心感が強いです。
転職を考えてなくても自分のキャリアの棚卸しや、市場価値を知るためにも登録する&ドラフトに参加してみるのはいいことかなぁと思います。

LAPRAS

普段のGitHubの活動やQiitaやZennの記事などからPortofolioが生成されていて、それを見てスカウトをくれているからなのか、スカウトしてくれた理由も具体的であったり好印象なスカウトが多かった気がします。
また、登録しておくことで自分のスキルも数値化されるので、日々頑張らなくてはという気持ちにさせられます。

複数のエージェントさん

最初に転職活動するときの軸の方向性、転職活動の終盤の意思決定で主に相談しましたが、複数の方に相談して良かったと思います。
話すことで、自分の考えていることがより明確になります。(とういうか引き出してくれようと質問を投げかけてくれます。)
また、業界のことや他の転職者の方の例も話してくれて、大変ためになりました。

転職活動するにあたってやっていてよかったこと

少しでも発信

自分はバンバン技術記事を書いてる方ではないと思いますが、それでも記事を見てスカウトをくれたとかはありました。また、単純に自分が詰まったところを記事に残しておくことで、後で見直すこともできますし、他の誰かの役にも立つこともあるので、おすすめです。

Twitter

実は最終的に入社した会社はTwitter経由で知りました。たまたま中の人にフォローしていただいて、その人のTwitterを見たら、「何この会社面白そうじゃん!」みたいな感じでメッセージをしてから今に至ります。本当Twitterやっていて良かった。
TwitteのDMにスカウトメッセージが来ることもありました。
また、複業をやっていたという話をしましたが、3つのうち2つはTwitter経由でお仕事になりました。そういえば、前職のSESの会社もTwitterで知った。Twitterすごい。。

自分なりの会社比較表

カジュアル面談したり、選考に進む中で自分なりの会社の比較表をスプレッドシートで作成しました。自分が気にしたい項目(「事業・ビジョンへの共感」、「リモートワーク可」などなど)を書き、そこに点数とコメントを入力してくことで、合計点が出るようなやつ。ついでに選考のステータス管理もそこでしてました。
色々な情報をここにまとめておくと、最後に比較しやすくて良かったです。

「転職の思考法」を再読

「転職の思考法」という本があるのですが、こちらを再読しました。今読んでもためになりました。読んだ時のブログはこちらです。
https://yuruwacha.com/entry/2019/08/03/230642

最終的な意思決定

ありがたいことに複数の会社さんから内定をもらうことができましたが、最終的にどこで働くかはすごく悩みました。自分にとっては、どこもすごく魅力的だったので。

最終的な一番の決め手となったのは、事業に対するワクワク感です!
モバイルオーダーのプラットフォームを作っている会社なのですが、次世代店舗とかそういうこともやっていて、Twitterでこの会社を知った瞬間にここに行きたいと強く思いました。(正直うかると思ってませんでした。)

働き始めて4ヶ月ですが、割と楽しく働けてるので、間違いではなかったかなぁと思ってます。(入社して1年とかくらいでまた振り返りの記事書くかも。)

最後に

以上、エンジニア歴4年(Webフロント中心)のキャリアを歩んできた30代半ばの転職活動の振り返りでした。
似たような立場の人の参考になれば嬉しいです!

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