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あんこは生きもの

「今年は餅つきしたい(=あんこお願い)」と夫。

餅をつくとなると、前々日、前日、当日と少なくとも3日は餅に支配されるのでお正月ゆっくりしたいなぁという気持ちもありましたが、今年は実家にも帰らないので夫のちょっと大掛かりな遊びに付き合うことにしました。

ピチピチの新物あずき

出町柳商店街で新物の小豆を見つけた!と嬉々として帰ってきた夫。
500gを3袋。多くないかい?と思いつつ、今にもパーンっと弾けそうな小豆に心が躍る。ちょっとやる気になってきた。
そして一昨年は粒あんだったけど、今年は粒あんとこしあんを750gずつ、2種類用意することにしました。

ゴールドのシールでめでたさ感アップ
使用する砂糖と塩。塩は姉が買ってきてくれるオーストラリアの大好きな塩。めちゃくちゃ重宝してます。特にお肉料理に◎

一昨年のレシピには
小豆400
砂糖380(小豆の95%)
塩6g(小豆の0.015%)と書いていました。

結構好評な塩梅だったのでとりあえず750gに対しての分量に置き換えました。

まずは粒あん

ふつふつと煮詰めながら味を決めていきます。
今年は
小豆750g
砂糖720g(小豆の96%)
塩4.5g(小豆の0.006%)
となりました。

一昨年より砂糖がちょっと多め、塩が結構控えめでした。
その時の好みによるのかもしれませんが塩が結構減ったなと驚いていると、夫曰く、新物の小豆そのものに若干塩味を感じるとのことでした。
へぇ〜。

自分的神塩梅を見つけても、その時の小豆のコンディションによって分量は調整しないといけないんだな〜あんこ深いな〜としみじみ。

粒あんを煮詰めつつ、こしあん用の小豆の渋抜き

お次ぎはこしあん。こしあんには初挑戦だったので母に電話して要領を聞きました。私は今まで母の作ったあんこでできたおはぎより美味しいおはぎに出会ったことがないと思うくらい母のあんこを信頼しております。
「今度帰ってきたら一緒に作ってみよう」と、どこか嬉しそうに作り方を説明してくれる母。
餅つきの準備もわるくないなと思いました。

もういいかい? まぁだだよ〜

こしあんを煮詰めてながらもういいですか、まだですか、とあんこと対話します。時折あんこが跳ねてきて熱い!
上腕二頭筋がぷるぷるしようが、練り上がるまで手をとめらない。
あんこは生きものや。ふとそう思いました。

粒あんとこしあん2種

ちょっと粒あんがかたい仕上がりになりましたが、めでたくあんこ2種が出来上がりました!
明日(今日になってしまいました)はついに餅つき!
私の実家の名物、ぼた餅もつきます。あんこを練り練りしながら気合いがチューニングできました♪

最後までご覧いただきありがとうございました!
おやすみなさい☆

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