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フィリピン旅行記

先週人生初のフィリピンに旅行してきました。
フィリピンは長くスペインに支配され、日本、アメリカ、独立という歴史があります。平均年齢は20代で人口は1億人を超え、インフラが未整備のところも多く、ポテンシャルしか感じませんでした。

個人的ハイライトをいくつか。
■衝撃のフリーランス
日本では主にビジネス用語で個人事業主を意味しますが、現地在住の日本とフィリピンのハーフのキンジ&ジムは、風俗嬢のことを「この店にいる人たちはフリーランスでリスク高いからやめておきますね」と表現していました。
日本でいうところのHUB(24時間営業、トップ写真)で、女性がタムロして、目配せをしてきます。値段交渉をして、合意すれば近隣のホテルでことに至ります。

男4人旅なので、キャバクラのようなところに行きました。お店に雇われてる子達は、もろもろのチェックを受けてるので安全牌の確率が高いようです。またお店で若い感じの女のコにもたいてい子供がいたりする様です。ご参考までに。

■衝撃の替え玉赤ちゃん
夜間にキャバクラとかをウロウロしている(お店がたくさんありキャッチがすさまじいです)主に外国人相手に物乞いをしている女性がいます。
見た目は30前くらいで深夜未明になのに赤子を抱いています。
家に帰って寝かせてやれば良いのにと思いますが、その家が無い子が大半だと前述の二人は言います。
さらにその赤子はレンタルだと言うから驚愕です。同情を買いやすく、かつ育てる事ができない人が多くいるので、マッチング(ビジネス)としていると。この旅で一番の驚きであり、早く国が成長して、悲惨な状況が変わることを願います。  

■500フィリピンペソ
1フィリピンペソはおよそ2.5円。
ジムが車で出勤途中、軽い事故にあいました。相手と話していたところ警察が介入してきます。
日本なら保険会社に電話して、警察で手続きして〜という流れになりますが、そこはフィリピン。
ジムの遅刻したくない、早く解放してほしい雰囲気を鋭く察して、敢えてダラダラと警察が話をするんです。
そこで水戸黄門ばりの500ペソの登場です。決して払えとは言わないけど、渡せば見逃すよという事です。本来なら200ペソくらいでも大丈夫かと。
こういった警察の横行が蔓延っており、僕が知る範囲の日本ではそういうことがないので、やはり国の成熟が望まれます。

■突きつけられる格差
最後に今回のフィリピン旅行は格差がキーワードでした。
同じお店にいる女のコでも1時間、1500、2500、4000ペソと明確に序列ができていた。
日本では同じ店内での明確な序列は少ないように思います。

エリアにしても表参道のような場所から、いわゆるスラム街まで、車で30分も走れば全く別世界にワープできます。
もちろん日本にも山谷のようなエリアがありますが、規模感が比較にならないです。

日本人が作ったカジノもあります。金曜日の夜はたくさんお客さんがいて賑わっておりました。カジノで楽しめる人とそうでない人。日本でも同様ですがスケールが違います。

この旅行のテーマとなった格差。ジムとキンジは日経IT企業に勤め、トリリンガルで車も嫁もおり惠まれている部類に入ります。
何となく5年〜10年くらい経つと、日本からフィリピンに出稼ぎに行くような人も出てくるのではないか、そんなことを感じました。



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