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学校で数学を学ぶ意味とは?①

私が社会人になってから、数学の勉強で培った力はこんなことに役立ったよ!ということを紹介できればと思います。

数学が好きな人、得意な人以外は、学校生活を送る間、つまり学生の頃は、なんで数学を勉強しなくちゃいけないの?と思いながら授業を受け、宿題をこなすことが多いと思います。
私もそう思っていました。数学が嫌いで数式なんて見たくもないほどではありませんでしたが、通っていた中高が理数系に力を入れていたこともあり、高校に入り文系を選択したあとも数学の授業はありました。
受験に使わない科目とか勉強するの無意味〜と思っていましたが、数学を学び続けることで、ある力が身についていたのです。今日はその1つを紹介します。

それは、仕事効率性です。どういうことかと言うと、数学のテストでいい点数を取るには、問題が解けるようになっているのも大事ですが、いかにケアレスミスをせずに解答できるか、というのがポイントです。
例えば、大問1・2・3があったとして、大問1は計算が数題、2は図形の問題、3は文章題だったとしましょう。大問1では1つ1つの計算をして、1問ずつ完結するので、(1)で計算ミスをしても(2)には響きません。しかし、図形や文章題では(1)の計算ミスがその後の(2)や(3)へと影響する可能性が大いにあります。ですので、できるだけケアレスミスをしないよう細心の注意を払い、要所要所で見直しを入れつつ、解き進めることを意識します。そして最後には見直しをして、間違っている箇所はないかチェックします。小テストや定期テスト、模擬試験などあらゆるテストでこのように意識しながら中学1年生から高校2年生までを過ごしたとしましょう。自然と身につき、効率よく仕事を進める術をゲットします。

社会人になってから、仕事ができるなあと思う人は、やはり効率が良いと感じます。人間ですからミスをしないのは無理な話で、誰でも間違えることはあります。しかし、その後の失敗につながらないように、そもそも注意深くあったり、ミスを見つける、見直しをする、といったスキルがすでに身についている人は、つまり効率よくそれを行い、結果的に仕事がテキパキとこなせるのではないかな、と思っています。仕事にはこればかりでなく対人スキルとかいろいろありますので、要素の1つですね。
なぜ効率性を習得する話に数学を引っ張ってきたかというと、世の中には数学嫌いで育ってきた人が多い気がして、私は全くの無意味ではなかったと思いたいという気持ちがあり(笑)、考え抜いた結果を誰かに共有したいなと思ったからです。数学からは社会科などの暗記科目とは違った能力が得られているはず、と思ったんですね〜

いかがでしたでしょうか。
数学の勉強は、効率よく仕事をしようという癖づけにとても役立っていると思うのです。
noteの読者層がどのあたりか把握していないのですが、もし学生の方が読んでいらしたら、少しでも数学にやる意味を見出してもらえれば嬉しいです。(かく言う私も当時はいやいやながらやっていましたが)
また、お父さんお母さん世代の方が、お子さんが数学の宿題をやる気にならない時に、「数学の点数で良い点が取れる人は将来仕事ができる人になるよ」というおまじないの言葉(?)にご活用いただければと思います。
はたまた数学の先生が、生徒に数学に身を入れてもらうのにこの話をチョイスしてくれるなら、さらに嬉しく思います。

おもしろいなと思っていただけたら、スキ!やコメント、応援お待ちしております〜




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