好きな事をしてほしい。だけではなくて、好きな事を選択できる人に育てたい。
子供には好きな事をしてほしい。
それは私も思っていて、どんな親も思っているかもしれません。
遊びだったらどうぞ好きな事をしてほしい!
行きたい場所、やってみたいこと、などなど好きな事をさせてあげることはもちろんたくさんできます!
でも、成長する中で進路を選択しなければならない時など、好きな事をしていい!と言われてどんな子供も”ちゃんと好きな事”がわかって、それを選択できるのでしょうか?
もちろん、好きな事がある人はとっても嬉しいことで本当にそれができていいな、と思います!
どうぞ好きな事をしていいよ!と言われて、好きな事をしたという方はいますか?(とくに職種など)
好きな事って、ある程度大人になって、
ああ、これ好きだ!と気づいたりこんな仕事したいなと気づいたりもするな、なんて思います。
ただ何もないところから、好きなことをしていい!と言われたら、何が好きなんだろう?(何をしたいんだろう)と、悩むことってあるかと思います。
だから、そんな時ある程度親(大人)か道調べをしてあげることは本当に大切だと思う。
色々な選択を教えてあげる。
その中で、これしたくない。がでてきたら、結構。
あれがしたい。がでてきたらなお良し!
と、それはしたくない、あれがしたい、これがしたい、がでてきたときにそれをさせてあげたい。
私はというと、わりと自由に育てられました。
それにはとーっても感謝しています。
そして今手にしているものって(仕事でいう話です)手に職がない、といいますか、もちろんある程度の能力はあるけどそれはある程度で、
もっと若いときに、色んな大人から色々な事を教えてもらっていたら違ったのかな、なんて思うことがあるんです。
もちろん、親を責めてないし、後悔しているわけでもありません。
でも、大人になった今、もっと選択の幅が広かったら今の自分、今の自分の生活をもっと好きになっているような気がしています。
小さい頃に、(もちろん少し大人になってからも)、お花屋さんになりたいなーと言ったことがあります。
その時、親にお花屋さんは手が荒れるよ、冬は寒いよ。とネガティブなことをまづ言われた記憶があります。
そして私は、じゃぁやめた。と思ったのですが、それまでだった。といえばそうですが、
本当にそれまでだったのでしょうか?
どんな仕事にもネガティブな部分は絶対にあって、ポジティブな部分から人は魅力を感じると思う。
だから、まづは肯定して、一歩その想い(夢)や仕事をしてみたらよいと思わせてほしかった。
もしそのままポジティブなイメージのまま自分で勉強して、ネガティブなことを知ったとしても、たくさん学んだ中で魅力は増えているかもしれない、それでもいいな、と思っていたかもしれない。
大人になって今の私は、お花が好きです。
実はフローリストに憧れたこともあります。
もし、あの時、ポジティブな意見を言われていたら、、、と思ったりもします。
とはいえ、私が色々な選択をしてきてお花屋さんやフローリストを選択しなかった、(今、なりたいとかなりたかった訳ではありません)ことに後悔や親や大人のせいとは全く思っていません。
親や大人が子供のしたい、や、好奇心に、いやでもあれは、、、と最初にネガティブな事を伝えるのは本当にいけない事や、危険な事だけで素敵な仕事だとしたら、まづは肯定してあげたい、と、私は心に決めています。
そして選択の幅を広げてあげたいと思うのです。
そして自分で選択することで、子供は自分の行動に責任もでると思う。
選択するということは、選ばない事がでてくるけど、選ばなかったほうに人は後悔を残したりするもんだとも聞いたこともあります。
でも、小さい時に、学科の先生がこんな事を言っていたのを覚えています。
「どっちに転んでもしめた!」
どっちに転んでも、どっちを選んでも、どっちでも正解なんだということ。
だけど、時には、”正しい選択”というのはあると思う。
そしてその状況になった時に、正しい選択ができる、そんな大人になってほしい。と、思います。
好きな事をただしてほしい、だけではなくて、好きな事をきちんと選択できる人になってほしいな。
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