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【準備編】日本の税金を整理

半年間国を変える上で、避けては通れないのが税金周りの話。
特にフリーランスとなると、モロに直面してきます!
どんな届出があるのか、どんなお金がかかってくるのかを今日はお話します!

確認すべき税と届出💰

渡航にあたって整理すべき税金

  • 住民税

  • 国民健康保険税

  • 国民年金

渡航にあたって必要な届出

  • 海外転出届

上記が必要になります。

海外転出届に関しては、半年の渡航の場合は必ず出すべきものではないです。
サイトによっては「1年以上の滞在じゃないと出せない」と書いてあるものもありますが、半年でも出せました!

海外転出届を出すことで、それぞれの税にどんな変化があるのかをお伝えいたします!

住民税について🏠

そもそも住民税とは1/1時点で住民票のある市区町村によって、通年課税する地域が決まるものです。

例えば1/1に世田谷区に住んでいて、5月に引越して仙台に行ったとしても1年間分の世田谷区の住民税を支払う義務が生じます。

海外転出届を出すとどうなるの?

住民税に関しては海外転出届を出しても出さなくてもかかる税金の額は変わらないので大きな変化はありません。
そのためこちらは半年分前倒しで支払ってから渡航します。
※前年の所得により変動するので具体的な金額は人によって違います

国民健康保険について🏥

個人事業主の場合は「国民健康保険」に加入しています。
ほぼ毎月、国民健康保険料を払ってその分病院に行った際に医療補償を受けられています。

海外転出届を出すとどうなるの?

海外転出届を出すことで、海外滞在期間中の日本での国民健康保険の使用資格を失います。
言い換えると海外滞在期間中の国民健康保険料の支払い義務がなくなります。

国民年金について👴🏻👵🏻

海外転出届を出すかどうかを決める上で、1番検討した方が良いのが国民年金についてです。
国民年金を支払った分、年金を受け取れる国の制度です。

海外転出届を出すとどうなるの?

海外転出届を出すことで、国民年金を支払う義務は海外滞在期間中は無くなります。
一方で、将来もらえる年金額も下がってしまいます。
そのため、任意で支払い続ける措置を受けることもできます。

今まで年金を支払い続けたものは記録として残り続けているので、帰国後再加入することで続きからまた積み立てることは可能です。

そのため、検討要素としては

  1. 海外転出届を出して滞在期間中の年金は払わない

  2. 海外転出届を出して任意支払いを継続して払う

  3. そもそも海外転出届を出さずに、支払い続ける

この3つで検討されると良いかと思います。

まとめ

  • 住民税は半年分支払ってから渡航する

  • 国民健康保険は海外転出届を出すことで支払い義務がなくなる

  • 国民年金は海外転出届を出すと支払い義務はなくなるが、任意で払い続けることもできる

都道府県、市区町村によって海外転出届の考え方や説明が違うこともあるので必ず各役場に相談に行くのが確実です。

ただ、知識を持って行くのと何も知らずに行くのとでは会話の内容が全然違ってきます!!

私たちの場合は、半年では海外転出届が出せないと思っていたので上記の税金全部払ってから行かないといけないと思っていました。笑
#リアルに100万どころの騒ぎじゃない笑

でも、海外転出届が出せることがわかったことで
最低でも住民税のみ前倒して払えばいいのかと整理ができました。
#身を持って体感 😭

何かの参考になれば嬉しいです!

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