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2023.0208|試着室で思い出したら本気の恋だと思う

こんにちは。
今回は読書記録として、読んだ本を紹介しよう
と思います。


試着室で思い出したら本気の恋だと思う
尾形真理子 著

内容
年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる広告代理店OL…。
恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。

不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。
繊細な大人たちの心模様を丁寧に綴った恋物語。

感想
本紹介のInstagramで、よく紹介されていたのでずっと気になっていました。

2月に恋愛をテーマにした読書会を開催することになり、紹介するための本として選んだのがこの小説でした。

短編集なのですが、出てくる女性たちの
共通点が
●30代女性である
●みんな仕事を頑張っている
●同じセレクトショップで、自分に合う服を
選び、なりたい自分、在りたい自分を実現していく
という点です。

「ちゃんと欲しがる女ほど、欲しがられる女になる。」
短編の終わりごとにワンフレーズ入るのですが、すごい名言だと思います。

私自身も、主人公たちと同じように
行きつけのセレクトショップがあり、今持っているほとんどの服がそのお店で購入したものです。

上京したての時の心境、東京に慣れてきた時の心境、失恋した時の心境など、
色んな時期の時にオーナーに勧めてもらった
洋服たちは自分に勇気を与えてくれました。

今思うと、短編に出てくる主人公たちのような経験を自分もしていたんだなと感じています。

この主人公たちのように、自分自身を成長させてくれる、寄り添ってくれる洋服との出会いを
楽しみにしつつ過ごしたくなりました。

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