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何も変わらないよ、大丈夫だよ
真っ直ぐな目でそう言ってくれたあなたを
私は信じてる。
いつもの喫茶店。
いつものコーヒーとタバコ。
煙の奥でありのままのあなたがいて。



毎日会社に通った。
怖かったんだ、
私が私じゃなくなるんじゃないかって、
水のような透明感に憧れていた私は
すっかり濁ってもういないような気がして、
それが悲しくて苦しかった、
でも、
自分で選んだ道をどうしたらいいかもわからなかった。


私はただ、
透明で美しい水のように漂っていたいだけなのに、
地球はあまりにも過酷ではないでしょうか。



何も変わらないよ、
きっとまた会える。
そう言ってくれたあなたの瞳を信じてる。
私たちは数え切れないほど喧嘩をしたし
ぶつかったね、
それは愛があったからだってよくわかってるよ。



離れて一年、
調子がいい時なんてほんとになくて、
でもどうしようもできなくて、
不器用な私は足掻いてもがいて、
とにかくそうやって生きていたんだ。
透明な水でなくても、私は水であることに変わらないとわかったのはあなたのおかげ。



ただ心地よく幸せを味わいたいだけなのに、
人間の世界は、あまりにも過酷ではありませんか。



落ちこぼれて、たまるか。




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