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やさしいになるんだ。一生をかけて。

私がカメラマンを頑張るのは、
死ぬまで優しくなりたいから、

写真撮ってたら、
晴れて欲しいな、
あの人邪魔だな、
もう少し笑顔欲しいな、
こうなって欲しいな、
こういうふうに撮りたな、
そういう気持ちがむくむく湧いてくる。
何が良くて何が悪いとか、
そういうのがどんどん湧いてくる。

そういう美意識も、大切なこともあるよね。
そういうの求めてる人もいるから、
そういうのに対応できるようではありたいと思う。それは、私に依頼してくれた人へのリスペクトを込めて絶対のお約束だよ。

でも、私が本当に撮りたい写真は、
その人の魂のこと。
私は、人の魂に寄り添いたい。
だから、やさしくなくちゃいけない。

やさしいになるんだ。一生この魂をかけて。

わたし、たくさんのこと経験して、
泣いたり笑ったり助けてもらって感謝したり、
少しずつ優しくなってる。

でもそれは、死ぬまで道半ばのことだよ。




やさしいっていうのは、人に対してだけじゃなくて

世界に対して、
目に映るもの、
聞こえる音
人のぬくもり
そういうのこころから愛おしいって思える心を育てていきたい。

人間が作ったものを悲しく思う日は、
どうやったら愛せるようになるか考えたい。

人間が作ったもので苦しいなら
どうやったら楽しくなるか考えたい。




世界はやさしい愛で溢れてるよ。
それは本当だよ。

もし仮に地球が反対に回り始めて、
世界中のみんながそれは違うと言っても、
私はやさしい愛を見失わないように
カメラを手放さないと思う。




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今週は、なんで自分はインスタに写真をあげたくないんだろうってずっと考えてた。
佐内さんのswitch読みながら、
その気持ち大切にしようって思った。

インスタを理由に、無理やりやらなきゃいけない世界を、私が生き始めたら、私が生きる世界は無理やりでできた苦しいものになるよね。

私が行きたい世界は、生きたい世界はどこなのか。
それを、私は私から始めなきゃいけない。

これはインスタを始めるかどうかの話じゃなくて、
どの世界を生き始めるかの話だ。
どうやって、世界を生きているか、それがインスタに出たっていいじゃない。

インスタの世界なのか、な、
デジタルの世界で、
私はどういうふうに生きるのか、考えてたらめっちゃ面白くなってきた。
妄想は続く。



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そんなこんな、1週間考えて過ごして、
金曜日は、いつもの通勤の道にオールドレンズを連れてきた。写真最高だ、って思った。
世界愛してるわ、って思った。

ついでに撮った愛せる
ヘアセットシーン

来週はもっと言葉にできるかな。
できなかかったら、撮れるかな。

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ねね、
魂が決めてきたこの星でやることについて考えたことある?
そのヒントはワクワクすること、涙が出るくらいぎゅってなること。
らしいよ、

私は、この星でどこまでものやさしさになりたいんだ、そう思った時、桜が舞う六本木の道でぎゅってなった。

きっとずっと言ってること変わらないのにね、
4年ぶりくらいに、ぎゅってなった。

桜が咲くたびに思い出してしまうぎゅっ
がまたひとつ増えてしまった。

明日は結婚式の撮影
楽しみだけどちゃんと寝る。



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