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読書記録

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2022年8月の記事一覧

2022年8月31日 夏のホラー淫ク☆リレー企画'22感想

夏のホラー淫ク☆リレー企画'22  前置きとして書いておくけれど、僕は映像作品とか会話劇にはほとんど詳しくないので、「演出がよかったなぁ」とか「会話が面白かったなぁ」みたいな部分は褒めるための語彙と解像度を持ち合わせいません。……というかみなさん動画投稿者なだけあって、全員良かった……(小学生並みの感想)。  かといって小説やホラー作品に詳しいわけでもないけれど、自分が思った感想だけは自分の頭の中にあるものだから自分の言葉で書くことができるはずなので、以下素直に書きだします。

2022年8月22日 読書など感想

そういえば感想を書き忘れていた作品が3つもあった。 Outer Wilds 離陸や着陸が本格的な宇宙探索ゲーム。物理演算も現実的に正しいかは不明だけど、ゲーム的なクオリティという意味ではとても良い物理演算だった。  20分ごとに太陽が爆発して過去に戻る世界で、太陽系の惑星を巡って絶滅した知的生命体の遺跡を読み解くゲームで、最初の「博物館に行って話を聞いて来い」以外には一切の目的地の指示がない。ゲーム作者は好奇心駆動型と呼んでいたけれど、「あそこには何があるんだろう?」とか「

2022年8月21日 人生2度目のTRPGセッション感想

 人狼をやる卓だと聞いたので、殺人事件にも対応できるような精神年齢の高い非人間をやろうと思ってキャラをつくりました。 PCづくり(コンセプト部) おねがいマイメロディやプリパラに通底する森脇真琴監督の作劇テクニックとして「どれほど憎まれそうな悪役でも、スラップスティックな罰をたくさん受けていれば視聴者からのヘイトを買わないし、他キャラクターからも本気で憎まれることはない」という教えがある(≒アニポケのロケット団は「やな感じ~!」でヘイトを清算している)。だから露悪的な人物が

2022年8月21日 読書記録

最近まあまあなペースで本や映画を見てるから、感想を書き忘れてたやつがあったかもしれない。 LGBTの不都合な真実 まあ、本の体裁にするために文章を水増しした文章だなと思った。でもそういうのはよくあることだから、この著者だけが悪いとかでは決してない。  挙げられている具体例を濾過してまとめるなら、「LGBTの中にも保守的な人とリベラルな人がいるのに、左翼的な側面ばかり強調されてるよね」の1文で足りてしまう話だった。……が、こういうのは本当によくある。ある程度のページ数がない

2022年8月7日 映画とか動画の感想

猿の惑星 宇宙飛行士が惑星に不時着するシーンだけで、液体の水がある、地球のような大気がある、地球のような地面がある、地球のような温度がある、地球のような重力がある、地球のような見え方の太陽がある……の地球要素がある(なにせロケ地が地球なので)。それなのに「まるで地球だ」とか「俺たちは地球に来てしまったんじゃないのか?」みたいな台詞がないのはあり得ない。  それはそれとして、類人猿が聖書に「神は自らの姿に似せて類人猿を作った」と書いてあるから類人猿は特別だと主張していたのは良か