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UAは歌手名でもあり「雨」でもあり「過去形」でもある*ハワイ語の文法*時制(Ua / Ke ... nei / E ... ana / E / Mai)

今回のハワイ語文法note、私が1番好きなレッスンです!

ここまでのハワイ語文法noteは、全部「現在形」のみの例文でしたが、今回は、「過去」「現在進行形」「未来形」「命令形」「否定の命令形」についてのハワイ語です!

時制の文法を知ることで、いっきに表現が広がっていきます!なので、1番好きなレッスンです。

*Nā Māka Painu 時制*

・過去形(Past: -ed, was) Ua(ウア) + painu

・現在進行形(Present: are ...ing, being): Ke(ケ) + painu + nei(ネイ)

・未来形(Future: will / going to): E(エ) + painu + ana(アナ)

・命令形(Command: Do...): E(エ) + painu

・否定の命令形(Do not *Command): Mai(マイ) + painu

※「painu」の部分には、動詞(Hamaniのみ)や形容詞が入ります。

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【写真:ハワイに引っ越してきた頃に撮った、過去の風景】

*例文:動詞と一緒に使う場合*

1.あなたは、魚釣りをしました。(過去形)

ハワイ語:Ua lawaiʻa ʻoe.

発音:ウア ラヴァイ・ア ッオエ

英語:You fished. (You did fish. You went fishing.)

2.あなたは、魚釣りをしています。(現在進行形)

ハワイ語:Ke lawaiʻa ʻoe.

発音:ケ ラヴァイ・ア ッオエ

英語:You are fishing.

3.あなたは、魚釣りをするでしょう。(未来形)

ハワイ語:E lawaiʻa ana ʻoe.

発音:エ ラヴァイ・ア アナ ッオエ

英語:You will fish.

4.魚釣りを、しなさい!(命令形)

ハワイ語:E lawaiʻa!

発音:エ ラヴァイ・ア!

英語:Go fish!

5.魚釣りを、してはいけません!(否定の命令形)

ハワイ語:Mai lawaiʻa!

発音:マイ ラヴァイ・ア!

英語:Do not fish!

*例文:形容詞と一緒に使う場合*

1.彼女は気分屋でした。(過去)

ハワイ語:Ua nunuha ʻo ia.

発音:ウア ヌヌハ ッオ イア

英語:She was moody.

2.彼女は(今)気分屋です。(現在進行形)

ハワイ語:Ke nunuha nei ʻo ia.

発音:ケ ヌヌハ ネイ ッオ イア

英語:She is moody (now).

3.彼女は気分屋(になる)でしょう。(未来形)

ハワイ語:E nunuha ana ʻo ia.

発音:エ ヌヌハ アナ ッオ イア

英語:She will be moody.

4.気分屋になりなさい!(命令形)

ハワイ語:E nunuha!

発音:エ ヌヌハ!

英語:Be moody!

5.気分屋を(気分屋でいるのを)やめなさい!

ハワイ語:Mai nunuha!

発音:マイ ヌヌハ!

英語:Do not be moody!

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【写真:知人宅の、陸カメちゃん】

ところで、フラに詳しい方など、「Ua(発音:ウア)」は「雨」という意味…だと知っている方も多いかと思います。

でも、ここでは「Ua(発音:ウア)」は「過去形の文章」である、文法的な目印になります。

初級レベルのハワイ語としては、上記の各時制の単語(Ua / Ke ... nei / E ... ana / E / Mai)は、文章の1番最初に置きます。(まだ私が知らないだけで、このあと例外も学んでいく予感がしています…)

例えば、「Ua(発音:ウア)」が、名詞のほうのハワイ語(雨)なのか、動詞のほうのハワイ語(雨が降る)なのか、時制をあらわすほう(雨に関係ない過去形の目印)なのか?

その見分け方は、ハワイ語の文章の構造を理解したり、前後の単語や、文法ポイントになる言葉を見ていくことで、気づいていくことができる…と思います。

他にも、「Mai(発音:マイ)」は「否定の命令形」ですが、前に書いたnoteでは、「Mai(発音:マイ)」は「話し手に向かっている様子を表現する(towards the speaker)」として紹介しました。

「Mai+動詞」のときは「~してはいけません!(否定の命令形)のハワイ語になります。でも、「動詞+Mai+主語」の順番で書かれていたら、「誰々は、(あなたに向かって)・・・します」のように、方向を表現する意味の「Mai」だと判断できる…といった感じです。

とくにハワイ語は、アルファベットとしては同じように見えても、「ʻ(オキナ:スタッカートのように読むハワイ語の文字の1つ)」があるか無いか、「-(カハコー:のばして発音する目印)」があるか無いかで、単語の意味が変わります。

文法のルールや構造を知っていくことで、それも見分けやすくなるので、おもしろいですよ~ハワイ語で、日常で使うような文章を作ってみたり、言語として勉強していくの!

今日はここまで。A hui hou! See you!

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【写真:雨上がりの虹!】

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