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令和に『ToHeart』をやるということ

 待ちに待った『ToHeart』。この書き方だと最近発売した新作ゲームみたいですが違います。普通に27年前の作品。このゲームPCでDL版が出ていません。なのでPC版かPS版を手に入れるしかないのですが、今更PS2とかPSPなんて動くわけないので僕はPC版です。VITAからならPS StoreでDL出来るかもね。

 というわけで期待を胸に早速ゲームを起動するとヴォーカル付きのオープニング曲が流れだす!!!!すごい!!!!最新のビジュアルノベルでもここまで盛大な歓迎は中々してくれません。『雫』『痕』にはこんな粋な演出なかったので感動です。前作からセーブ数が3つから5つになっているのも進化を感じます。『痕』発売後に神隠しにあって2024年に現世に帰って来た人みたいになってますよね、実はそうなんです。嘘です。というかLeafのゲームって基本的にオープニング付きなんですかね。
 
 でまあシナリオを読み始めました。寝坊した主人公を起こしに来てくれた幼馴染の女の子『神岸あかり』ちゃん。僕も朝に美少女が起こしに来てくれる青春を送りたかったぜ。この子はパッケージにも単独で載っていて、「私がメインヒロインだ。」って主張してきます。ギャルゲの表紙が集合絵ではなく1人って、Leafは相当自信を持って彼女を送り出したのではないでしょうか。
 だがしかし、起こしに来てくれたあかりちゃんに主人公は、「うるさい」だの「ちゃん付けするな」だの文句を言い始めます。健気な彼女に何たる言いぐさ。男の中の男ですね。こういう時代を感じる主人公は結構好き。令和の時代では決してお出し出来ないような貴重な文化遺産だと思う。この後出会う『長岡志保』には「このアマ…」とまで言っていましたから大したものです(達観)。まあこれは幼馴染だからこそのコミュニケーションかと思いますが。僕も学生時代に母親が朝起こしに来た時こんな態度でしたし。ちなみにあかりちゃんのことは妹のように思っているらしい。こんなお兄ちゃんいやだ。

 教室では『宮内レミィ』ちゃんが話しかけてくれました。僕はカタコト外国人キャラとは出会ったことがなかったのでなんか新鮮。アニメとかだと結構いそうだけれど。ぱっと思い浮かんだのがクロエ・ルメールだけだったのが何とも言えない。全然関係ないですけど、このゲームの女生徒の制服は丈がくっそ短い。レミィちゃんなんか普通にヘソ丸出しで笑ってたし、教室にいるモブなんかも腰のあたりがちょっとだけチラ見えしててセクシー。この学校の男子は毎日ヘソチラを拝めるのだから羨ましいです。

 そしてオカルトが趣味の『来栖川芹香』先輩。僕はちょっと会話しただけですがもう好きですね。はい。主人公がオカルトに興味があると分かると早速占いをしてくれました。廊下で出会い頭に無言でカードを取り出す姿はまさに歴戦の決闘者。こうなんだろう、自分が好きなものに興味を持ってくれた人に布教しに掛かるオタクって感じでくそかわいいです。
 芹香先輩はゲーム内でも美人だと評価されているのですが、こういう美人設定って言ってくれないと分からないですよね。こっちからするとどのキャラも美人なわけじゃないですか。

照れてる先輩もかわいいぜ…僕は芹香先輩狙いで行くぞ。
 

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