迦具夜

主に美少女ゲームについて書いていこうかなと思います。

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最近の記事

『Kanon』名雪が傍に居てくれたらいいのに

 悲しくて落ち込んでいる時、名雪のような子が居てくれたらいいなと思う。暗い部屋に一人きりで閉じこもっていても、名雪はきっと閉じた扉を開けて「真っ暗だね」って笑って何も聞かずにただ傍に居てくれるから。  主人公がつらい事に気が付いていても、相手が話したくないのなら余計な詮索はせず傍に居てくれる名雪の優しさが好きだ。それと同時にすごく強い子だと思う。自分の大切に思っている人の苦しみに気が付いていたら手を差し伸べたくなるのが普通だ。だけど彼女は安易に他人の心に踏み込んではいかない

    • さくらみこ新曲『Sakura Day's』と泣きゲーの系譜

       みこちの新曲『Sakura Day's』が公開された。エロゲをモチーフにした泣きゲーっぽい歌詞がよかった。日常と別れみたいな。で、あるフレーズで『ONE 〜輝く季節へ〜』を思い出したのでついでにそっちも書く。正確には僕がプレイしたのは去年末に発売した『ONE.』なのだけれど分かりやすいので。  『ONE』に「永遠はあるよ」というキラーフレーズがある。作中では永遠の世界に行ってしまうと現実世界から存在ごと消えてしまう。主人公の『浩平』は永遠に魅了されたことで日に日に存在が薄

      • 『学園アイドルマスター』のキャラみんな可愛くね?

         学園マスがリリースされたので遊んでみました。シャニマスはシナリオ特化、学マスはゲーム性特化って印象。シャニマスからより育成シミュレーション要素と映像グラフィックがパワーアップしたって感じでしたね。そんなことはどうでもよくてキャラクターがかわいすぎる。チュートリアルで出会う『花海咲季』ちゃんがめちゃくちゃ好みで。ツインテでドヤ顔してるのがかわいいし、腰に手を当ててるポーズもたまりません。あとちょろいので何言っても照れてくれるかわいい。褒めまくろう。更には負けず嫌いで努力家なの

        • ゴミできらめく世界と『美しき思い出』

           小学3年生くらいの時にシャーマンキングの麻倉葉に憧れて、親にねだってCDプレイヤーを買ってもらいました。葉くん。カッコいいですよね。ヘッドホンつけて気だるげでやる気出すと強いって幼少期に見たら憧れちゃいますって。まあヘッドホンはバカになるからと買ってもらえなかったけど。ウキウキでコジマから帰宅し、さっそく親の持っていたCDを漁る。結構な量があったのだけど。そこでたまたま引き当てたのがスピッツのアルバム。単純に太極図の陰陽マークがかっこよかったからという理由で選んだのを覚えて

        『Kanon』名雪が傍に居てくれたらいいのに

          恐怖!!洗脳少女『ミントちゃん』

           朝食時にテレビをつけるとアンパンマンが放送中だったのでなんとなく見ていたらなかなかに狂っていて面白かった話です。  チーズが落ち込んでいるシーンから始まりそこに今回の主役である『ミントちゃん』が現れます。かわいいななんて思いながら見ているとミントちゃんはチーズにミントティーを飲ませます。ミントティーをのんだチーズは今までの落ち込みが噓のように爽やかな気分に。もうこれ危ない葉っぱでしょ。その後も色々な人たちにミントティーを配って回り集団洗脳を行います。ミントティーを飲んだら

          恐怖!!洗脳少女『ミントちゃん』

          僕が初めてプレイしたエロゲ『沙耶の唄』

           仕事から帰宅して夕食とシャワーを済ませた僕は、『沙耶の唄』の小説版が半額セールをしているというツイートを見てなんとなしにゲームを起動してCG集を眺めていたのですが気が付くと一時間ほど画面の中の沙耶と見つめ合っていまして。別にただ見つめ合っているわけではなく、どうしてこんなにも沙耶がかわいいのかを考えていたら時間が経っていたのですが。でも見つめ合っているって表現おかしいですよね。実際には僕が一方的に見つめているだけなのに……。そんなことをしていたらなんだか沙耶への愛が溢れ出し

          僕が初めてプレイしたエロゲ『沙耶の唄』

          『ToHeart』のマルチがかわいすぎる!

           芹香先輩から攻略しようと考えていたものの二年目に入り、『マルチ』なるメイドロボットが現れ速攻乗り換えてしまいました。そもそも僕はちょっと抜けているけど頑張り屋みたいな属性が大好きなんですよ。あと前向きで明るい子。だからもうマルチはその点でドストライク。吸い込まれるようにマルチにばかり会いにいきましたね。そのせいで一度ハッピーエンド踏めなかったのですが。仕方がないので攻略を見つつ再度プレイ。  まず出会いのシーンからとてもいい。二つの大きなダンボールをコピー室運ぶマルチ。主

          『ToHeart』のマルチがかわいすぎる!

          令和に『ToHeart』をやるということ

           待ちに待った『ToHeart』。この書き方だと最近発売した新作ゲームみたいですが違います。普通に27年前の作品。このゲームPCでDL版が出ていません。なのでPC版かPS版を手に入れるしかないのですが、今更PS2とかPSPなんて動くわけないので僕はPC版です。VITAからならPS StoreでDL出来るかもね。  というわけで期待を胸に早速ゲームを起動するとヴォーカル付きのオープニング曲が流れだす!!!!すごい!!!!最新のビジュアルノベルでもここまで盛大な歓迎は中々してく

          令和に『ToHeart』をやるということ

          『銀色』二章から見る日常の美しさ

           今回は生贄少女日本代表である『狭霧』について書きます。  二章のヒロインである狭霧は明るく元気だけれどポンコツな一面もあってとてもかわいい。銀色の中ではダントツで好きです。銀色のヒロインは時代設定のせいか、『清貧』という言葉が似合うような子が多い。貧しく、学もないけど懸命に生きているような健気さが良い。  二章は『当たり前にある日常』を全面に押し出していて、朝の掃除の音や朝食を作る包丁の音で目を覚まし、狭霧と談笑しながらご飯を食べる。前半ではそういった繰り返しの日常が描

          『銀色』二章から見る日常の美しさ

          『不滅のあなたへ』マーチ編の上手さ

           『不滅のあなたへ』の一巻で登場する『マーチ』について。  マーチは村に住む少女です。夢は大人になってママになることで、どうしたら早く大人になれるのかと両親に尋ねます。そこで父親は「大人しくしないと大人になれないんだぞ。」とダジャレ混じりに冗談を言い、みんなで笑い合います。なんてことはない家族団らんの一幕。  しかし、マーチは村の生贄として選ばれてしまう。自分が大人になれないことを知ったマーチは死にたくないと暴れます。そして暴れるマーチに父親は悲しい顔で「大人しく。」となだめ

          『不滅のあなたへ』マーチ編の上手さ

          『銀色』一章は国語の教科書に載せるべき

           2000年にねこねこソフトから発売された『銀色』をプレイしました。まだ一章しかプレイしていませんが感想を書いていきます。  まず一章をやって思い浮んだのは伊勢物語の『芥川』です。僕は『芥川』が大好きです。平安時代の名作エロゲです。高校の国語の教科書に自分の性癖をぶっ壊されるとは思ってもいませんでした。  『芥川』は、箱入り娘の女の子(僕の脳内ではアニメチックな美少女)を盗み出して駆け落ちするお話です。  駆け落ちの最中、女の子は草の上に乗っていた露を見て、「これは何?」

          『銀色』一章は国語の教科書に載せるべき

          ブログを書いてみるよ!

           僕は今まで生きてきて心に残るようなゲームや音楽に出会っても、その時に感じた思いを形として残してこなかったオタクです。インプットだけしていても作品の記憶が風化していくだけで、このままでは勿体ない!と思いブログを書いてみることにしました。記憶は薄れるけど、文章は永久ではないにしろ残るからね。  書く内容はプレイしたノベルゲームの感想、好きな曲について語るだけになると思います。気が向いたらになりますが。インターネットに自分自身を残すことに少し恐怖感もありますが、別に世界が変わる

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