もう、ほぼ住めます。
前回の記事では、「001 塩釜口」の解体作業についてお話しました!
今回は、その次のステップである設計・大工工事についてお話します。
「001 塩釜口」の間取りでポイントとなるところは、部屋に入ってすぐ右側に見える大きなWIC(ウォークインクローゼット)です。
このクローゼットは上から見るとほぼ正方形になっていて、下足収納やキッチンのパントリーと一体になっています。
このWIC(ウォークインクローゼット)の周りには通路があるので、室内を行き止まることなく自由に移動することができます。(このこだわりの間取りについては「あなたの住んでいる家では玄関からキッチンまで何歩かかりますか?」で詳しく紹介しています!)
こうして全体の図面が出来上がったら、いよいよ大工工事に入っていきます!
「001 塩釜口」で大工工事をしてくれていた職人さんはとても優しくて、おっとりとした雰囲気を持つ方でした。
かぐといえのこだわりの間取りを作るための壁や、複雑な納まりなども綺麗に納めてくれる職人さんです。
そんな素敵な職人さん、もう床を作りあげてしまいました!
そしてあの綺麗なフローリング材を貼っていきます・・・
床が出来上がったら、次はかぐといえスタッフの出番です。
この出来上がった床に壁を作っていくための「墨出し」という作業をしていきます。「墨出し」というのは、この記事の一番初めの画像にあります、「平面図」を実寸で床にかいていく、というような作業です。
その書いた線をもとに大工さんが壁を作ってくれますので、慎重に行わなくてはなりません。
この作業は大工さんが行うことが多いのですが、かぐといえでは必ず設計したスタッフが墨出しを行うようにしています。
理由は、現場では設計した通りの寸法にならないことがほとんどなので、設計したスタッフがその場で臨機応変に寸法を変更することができるようにするためです。
設計図と現場とのギャップを直接感じることで、施工までの段取りがよりスムーズになっていくように工夫することもできます。
墨出しが終わりましたら、次回はいよいよ間仕切壁をたてていきます。
今回ご紹介しました、「001 塩釜口」の詳細情報はこちらをご覧ください!
以上、かぐといえスタッフでした!
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